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ペイトン・マニングの引退スピーチをNFLが映像化

誰もが望んだ大団円にふさわしい、あたたかなスピーチ。
それは、長く記憶に残るシーンのひとつに挙げられるだろう。
NFLは、ペイトン・マニングがスピーチの中で振り返った実際の場面を、一本のフィルムとして公開した。
バックに流れるのは、彼自身の引退スピーチそのものだ。

そこには、最初の公式戦で「プロ」のヒットをくらい新たにした決意がある。

その後、自分はTEマーカス・ポラードへ中央のパスを決めたが、かなりの強打をくらった。立ち上がった後、「このリーグでやっていくんだ」と自分に言い聞かせた。

情報源: ペイトン・マニング引退記者会見スピーチ全文 |アメフトNewsJapan

そこには、当時のエリートチームだったダラスを撃破してスポットライトを浴びた喜びがある。

そしてそこには、彼に立ちはだかった強力なライバル達へのリスペクトがある。

それぞれのディケイドを代表する顔ぶれは、彼の18年間が、とても一口では言えないほど長いものであったのだということを物語っている。

リンチ、ルイス、トーマス、ブルースキ、フレッチャー、ドーキンス、セーアウ、アーラッカー、ポラマル、ハリソン、ウッドソン、リードといった名前の選手との戦い。フィッシャー、ライアン、ベリチック、キフィン、フィリップス、リベラ、ルボー、クレネル、ケイパース、ルイス、故ジム・ジョンソンといったコーチとの戦い。他にももっといる。試合では常に(ディフェンスの司令塔である)ミドルラインバッカーかセーフティ、もしくはディフェンスのコーチとの戦いと感じていた。

情報源: ペイトン・マニング引退記者会見スピーチ全文 |アメフトNewsJapan

2016シーズン開幕セレモニーに登場

彼はシーズン開幕セレモニーに登場し、万雷の拍手で迎えられた。
もうジャージではなくジャケットを羽織り、ヘルメットはかぶらずタイドアップしている。
抱えきれないほどのゲームプランを携える必要もない代わりに、手落ち無沙汰を埋める方法を考えなければならない。
ありったけの知略を振り絞ってくるコーチと、それを忠実に遂行する猟犬。
彼らに打ち負かされることはなくなったが、彼らを打ち負かす喜びも得ることはできなくなった。
もう2度とプレイすることのない自分との折り合いはつけられただろうか?
レジェンドの作り上げる完璧なスマイルからは、それを読み解くヒントは得られそうにない…

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