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Tumblr フォロワー4,000人を超えてわかること

気づけば、Tumblrのフォロワー数が4,000人を超えていた。
そうしてあらためて、TumblrがSNSと呼ばれるものとは違うということを実感することになった。

決してソーシャルではない

コミュニケーションスキルは高いが、社交性を持ち合わせていない僕は、SNSと呼ばれるもので上手く立ち振る舞うことが苦手だ。
Facebookからは早々に足を洗ったし、Google+ではコミュニティという実社会のような障壁に阻まれてフリーズしている。
頼みのTwitterも、気分でアカウントを変えたばかりだし、リプライで絡んでいくことに躊躇してしまう。
人目をひくような発言のできない、つまらない人間性が根本にあることは最大の原因と認識はしているが…

Tumblrは、そうした立ち振る舞いに気を配る必要がない。
自分にささるHeart Itなものを、もくもくとポストしていけばいい。
そうすることで、同じように静かにダッシュボードを見つめる誰かさんと交流し、つながっていく。
それは、社会という単位で括られるよりも、もっとプリミティブで根源的なもの。
「これ、オススメです!」
などと声高に叫ぶ必要のない静かなつながりだ。

相互扶助の共生キュレーション

とはいえリブロガーである僕は、なにかオリジナルなものを発信しているわけではない。
刺さるポストをリブログしているだけだ。
だから、これだけフォロワーが増えたのは、間違いなく僕がフォローさせていただいているアカウントの皆様のおかげ。
彼や彼女が、良いポストを僕のダッシュボードに流してくれるおかげなのだ。
しかし、そうしたフォロー先との出会いも、フォローされることによってもたらされることがほとんどだ。
この道しるべのない広大なTumblrセカイでは、深海魚のように潜りっぱなしのそれぞれのアカウントにたどり着くことは難しい。
だから、ふとした拍子にフォローされることで、「君、こんなところにいたの?」と良質なアカウントの存在に気づける。

フォローしてフォローされる、フォローされてフォローする。
そうした循環系の相互扶助の共生キュレーションの仕組み。
スターに一方的にぶら下がるソーシャルにはなじめない、The rest of usの僕らには最後のよりどころなのかもしれない。
創業者辞任の知らせは、行き場のない僕らをただただ不安にするばかりだが…

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