「007 スカイフォール 」大ヒットの勢いにのり、早々に次回作の公開が公表された。
MGMのゲイリー・バーバー最高経営責任者(CEO)は、投資家との電話会談で、シリーズ第24弾の脚本執筆が行われていることを明かしたうえで、3年以内に劇場公開する計画であることを明らかにした。前作「007 スカイフォール」は、世界興行収入11億ドルというシリーズ史上最高の大ヒット作となったが、メガホンをとったサム・メンデス監督は多忙を理由に続投を固辞している。
監督探しが難航するものと思われていたが、バーバーCEOによれば、すでに監督の候補は立っているようで「近いうちに発表できることを楽しみにしている」とコメントしている。なお、脚本は「007 スカイフォール」を手がけたジョン・ローガンが執筆中で、前後編の2部作になると噂されている。
M、Q、そしてフルネームが初めて判明したイヴ・マネーペニーも続投の様子。
おなじみのワキがしっかり固まったところで、前後編の2部作は、どんな展開になるのか楽しみ。
『007 カジノ・ロワイヤル 』と『007 慰めの報酬 』も、僕は前後編の2部作と捉えているけれど、それは「ジェームズ・ボンド 」になっていく過程での2部作。
「ジェームズ・ボンド 」として成熟したクレイグボンドは、今度はどんな活躍を見せるのだろうか。
ここで次回作への希望をひとつだけ。
そろそろワルサーPPK を勇退させてはいただけないかと。。。
間違いなくマスターピースのひとつだし、現在も販売中。
しかし、1931年に生まれた存在というのは流石に古さを感じてしまう。
『007 スカイフォール 』は50周年記念でもあり懐かしいアストンマーチン・DB5 も出演していたけれど、そこを花道に勇退という選択をするのもアリじゃないだろうか。
ワルサーには、新顔の小型拳銃が生まれており、なんだか良さげ。
ワルサーPPS
弾薬もPPKの.380ACP弾 ではなく9mmパラベラム弾 を使用し、ファイヤパワーもアップ。
しかも、ピアース・ブロスナン が振り回していたワルサーP99 とは違いれっきとした小型拳銃。
これなら世界観を、壊すことはない。
小説版「007 白紙委任状 」では、一足早くボンドのお供になっている。
こと武器とガジェットに関しては、ジェームズ・ボンドにはいつでも最新かつ高性能なモノを使っていて欲しい。
これに変更するにあたっての、ボンドとMとQのやりとりも見てみたい。
50周年とシリーズ最高のヒットを節目に是非。