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キャンドルスティック・パークいよいよ解体「特設サイトとfoghorn」

2013シーズンでその役目を終えた「キャンドルスティック・パーク」が、いよいよ最後のイベントを終え、解体作業に入るようだ。

14日夜、コンサートを行ったのはポール・マッカートニー。約半世紀前の1966年、ビートルズとして最後のライブコンサートが行われたキャンドルスティック・パークへ舞い戻り、サンフランシスコ市民らとともに思い出が詰まったスタジアムに別れを告げた。

引用元: さよなら、キャンドルスティック・パーク |アメフトNewsJapan.

ジョー・モンタナが「グレート・オールド・スタジアム」と呼ぶスタジアムは、その長い歴史を振り返ることが出来る特設サイトが開設している。
建設中の貴重な画像や、49ersのみならずNFLの名場面といえる「ザ・キャッチ」の動画などを時系列に振り返ることが出来るこのサイトは見てて飽きることがない。
まだウブだった頃のテレル・オーウェンスがパッカーズとのワイルドカードで落球しまくり、終了間際に逆転TDパスをキャッチして号泣するという貴重な動画もチェックできる。

そして49ersのゲームのキックオフ前に響いたfoghornの音源も公開されていて、なんともロマンチックな響きを味わうことも出来る。

最後に行われたフットボールのゲームは、ジョー・モンタナ率いる49ersレジェンドチームとダン・マリーノ率いるNFLオールスターズの試合。
ジョー・モンタナ、スティーブ・ヤング、ジェフ・ガルシアとわたるスペシャルなフリーフリッカーや、モンタナから以前のオーナーだったエディー・ディバートロJr.へのTDパスなどスペシャルなシーンが満載だ。

日本人初のメジャーリーガーである村上雅則 が誕生し、我らが「トルネード野茂英雄」がMLB初登板を行い、弱小だった49ersがジョー・モンタナとともにエリートチームに駆け上っていった。
その全てを見守った「キャンドルスティック・パーク」。
もう二度と、こんなロマンティックで美しい名前を持つスタジアムは生まれることがないだろう。
スタジアムの名前さえもビジネスの対象となった世知辛い時代を生き抜く僕らに、あのfoghornはこの上なく優しく響く…

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