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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ「ふたりのエージェントはガールじゃない」

007/ノー・タイム・トゥ・ダイで公開された美しい二人の動画。しかし、ボンドガールなんて気安く呼ぶには歯応えがありすぎる。
そう、彼女たちは、まぎれもなくエージェントである。

NO TIME TO DIE New Agents

ノーミ

情報源: New No Time To Die Character Posters | James Bond 007

「ダブルオー・エージェントなのか?」

問いかけるジェームズ・ボンドに彼女はきっぱりと言い放つ。

「もう2年よ」

ダブルオー・エージェントになりたてのころのジェームズ・ボンドを思い出させる鼻っ柱の強い感じ
だってそれはそうだろう、5年も前に引退したOBとは違う。
彼女は、いま、007のコードを与えられたアクティブなエージェントなのだ。

ラシャーナ・リンチが演じる彼女のキリッとした佇まいは、優雅な気品を漂わせるオリジナルの美しさを放っている。

パロマ

情報源: New No Time To Die Character Posters | James Bond 007

アナ・デ・アルマスが演じる彼女は、一見、クラシックなボンドガールの雰囲気を漂わせている。
しかし、彼女もラングレーに本部のある、なぜ4文字言葉ではないのかとささやかれる組織のエージェント。
今回、ラングレーはジェームズ・ボンド側にいるようだけれど、エンドロールが流れるまでは油断はできない。

Anyway、大人しく微笑んでいるだけならセクシーそのもの。
しかし、ひとたび動き出せば、その切れ味も悪くない。

ミリタリートレーニングをしっかり受けたという彼女たち。
いわゆるアクションの振り付けとは一線を画し、プラクティカルな匂いがする。
ほっとけば、我らがジョン・ウィック並みにキルカウントを稼いでしまうんじゃないだろうか。

しかし、彼女たちの発言には、ひとつ誤りがある。

「この映画は、女性が強くなっているという変化を表すものだ」

その発言には、全くもって同意できない。
なぜなら、女性が強くなかったことなどないと僕は身に染みて知っているからだ…

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