007/ノー・タイム・トゥ・ダイの予告編第2弾が公開された。
あいかわらず詳しい情報は公開されていないけれど、新しい予告編の中から拾える情報でいろいろ探って妄想してみよう。
グライダーは潜水艇に
新旧007が仲良くタンデムで乗り込んだグライダー。
輸送機から投下されたグライダーは、そのまま翼を折りたたんで潜水してる様子が映し出されている。
ベテランのアストンマーティン DB5は大活躍しているようだけれど、新しいボンドカーの装備は未だ不明。
そうした中では、このグライダー型潜水艇が唯一の新兵器ということになるのだろうか。
ジェームズ・ボンドといえば海洋戦闘シーン。
出演回数の多いボンド達には、そうした海洋のサムシングのシーンが必ずあった。
そういう意味では、ダニエル・ボンドには、それが不足していたよね。
海軍中佐であるはずの彼の制服姿も、そういや未登場だ。
Anyway 、2匹の猫と住宅ローンを抱えるわれらがヤングQの眉間には、またひとつ深いシワが刻まれそうだ。
情報源: The Official James Bond 007 Website | No Time To Die JP
ボンドとブロフェルドの共通の敵
情報源: The Official James Bond 007 Website | No Time To Die JP
ボンドと対峙する収監中のブロフェルドは、こう語りかける。
「運命はまた私たちを引き合わせた。今や君の敵は私の敵でもある。」
これはサフィンのことを指し示しているのだろうか。
であるならば、サフィンはブロフェルドの旧知の敵であったのか、それとも今回のサムシングで敵となったのか。
サフィンの目的とマドレーヌの過去
いずれにしても、マドレーヌ・スワンという女の過去が重要な要素となる。
何しろ彼女は、あのMr.ホワイトの娘なのだから。
その男の名前がサフィンだと明らかにするのは彼女だ。
目的は?と聞かれた彼女は、こう答える。
「復讐、そして私」
情報源: The Official James Bond 007 Website | No Time To Die JP
お前が言うなよフェリックス・ライター
引退したボンドにわざわざ仕事の依頼に現れるCIAのフェリックス・ライターは、こう嘆いてみせる。
「近頃じゃ、ヒーローと悪役の区別は難しい」
ラングレーに本社を構えるザ・カンパニーの一員で、その時々でボンドに頼り、ボンドを見限ってきた男が、よくもそんなことを口にできたものだ。
本社の利益最優先でヒラヒラと立ち位置を変えてきた張本人が。
まあでも、そんな彼だからこそ自嘲気味に語ると言うのなら許せなくもないけれど…
情報源: The Official James Bond 007 Website | NO TIME TO DIE POSTERS
キャリー・ジョージ・フクナガによる解説
最後にちょっと前に公開されたわれらがフクナガ監督による解説を。
日本人の血が流れているという親近感だけではない。
彼には、TRUE DETECTIVE/二人の刑事で濃密なドラマを堪能させてもらった。
女王陛下の007の単純な死別のほうがまだよかったと思えるほどの悲劇的な結末でないことだけが、今はただ一つの願いではあるけれど…