ついに新作「SPECTRE」のポスターが公開された。
ジェームズ・ボンドの右手にはお馴染みのワルサーPPK/Sが、しっかりと握られている。
1931年生まれのベテランは、まだまだ第一線で頑張るのか?!
H&K VP9への変更は早とちり
公開された撮影ショットから、ついにボンドがH&K VP9に乗り換えたというのは、早とちりだったみたい。
しかし、このまま1931年に生まれたワルサーPPK/Sを続投させていくのもちょっとアレな気もする。
最新の小型拳銃で後継者にふさわしいものがないかググってみると…
ワルサーPPS
SIG SAUER P320 Subcompact
Sig Sauer P320 Nitron Subcompact Firearms. The P320 Subcompact offers a smooth, crisp trigger to make any shooter more accurate, an intuitive, 3-point takedown and unmatched modularity to fit any shooter and any situation. Its subcompact frame is ideal for concealment or small-handed shooters. Thi.
比較表
この3つをCaliber(口径・使用弾薬)、Magazine Capacity(装弾数)、Overall Length(全長)の3点だけで比較してみると…
PPK/S |
PPS |
P320 Subcompact |
|
Caliber | .380ACP | 9mm / .40S&W | 9mm / .357SIG / .40S&W/ .45 |
Magazine Capacity |
7 |
6/7/8(5/6/7) |
12/10/10/9 |
Overall Length |
6.1″ |
6.3″ |
6.7″ |
P320 Subcompactが圧倒的に優れているのがよくわかる。
ワルサーPPK/Sよりわずかにサイズアップしただけなのに、マンストッピングパワーに優れた.45口径を9発も装弾できる。
もし僕が護身用に持ち歩くとしたら、間違いなくこの.45口径モデルを選択する。
コンパクトさ故に跳ねっ返りは大きそうで、そのコントロールは難しそうだけど…
我らがジェームズ・ボンドに相応しいかと言われれば、それには無骨すぎる気もする。
性能と機能をそのままパッケージングしたようなP320 Subcompactは、ワルサーPPK/Sに比べるとエレガントさに欠ける。
まあ、当のボンドはエレガントなデザインなんて求めちゃいないだろうが。
007 死ぬのは奴らだ
今回、発表された「SPECTRE」のポスターに、ロジャー・ムーアの姿を思い出したお方も多いだろう。
そういえば、この作品では、ボンドは流行りに乗っかって、.44マグナムのS&W M29を使ってたっけ。
なんだかんだで、いよいよ公開される2015年。
興味深いストーリーも楽しみに、もうちょい待つことにしよう。