手帳好きには、オールマイティーな一冊で完結させたい欲望と、それぞれの用途にあわせて使いわけたい欲望が混在している。
2019年登場予定のほぼ日手帳weeks MEGA「スニーカー」は、そんな僕のオールマイティーな一冊で完結させたい欲望をやたらと刺激してくるのだ。
2018年版で初めて登場し、高い人気を博したweeksのメモ増量バージョン「weeks MEGA(ウィークス メガ)」。巻末の方眼ページを通常の約3倍(213ページ)収録した、思いきりメモをとりたい人のためのweeksです。残りのページ数をまったく気にすることなく、好きなだけメモをとることができます。
情報源: 「スニーカー」シリーズ – ほぼ日手帳2019 予告フェス
魅力がわかりやすい動画
どーのこーの言う前に、何しろこの動画を見ておくれ。
すごく、この手帳の魅力が伝わってくる。
そもそも、ほぼ日手帳weeks MEGAって?
方眼メモページが212ページ、従来の約3倍!
ウォレットサイズで週間ページはぐっとスリムなweeks。そのぶん、方眼のメモページを68ページご用意しています。しかし、「1年分のメモをしているとこれでも足りない」という声も以前からありました。そこで、メモページを3倍(+8ページ)の212ページに!
情報源: 「ほぼ日手帳weeks MEGA(メガ)」のこと。 – ほぼ日手帳 2018
通常版の方眼メモページをただ3倍にしただけのことなんだけど、それは小説1冊分書けるほどの大容量。
212ページって、どれくらい書ける?
方眼メモページは1ページあたり、23マス×49段=1,127マス。仮に1マスに1文字入れるとして、通常版のメモページ(68ページ)に書ける文字数は1,127マス×68ページ=76,636字。これでもかなりたっぷりですが、weeks MEGAだと1,127マス×212ページ=238,924文字!たとえば、夏目漱石の長編小説「こころ」(約23万字)を丸ごと1冊写してもまだ余ります。
情報源: 「ほぼ日手帳weeks MEGA(メガ)」のこと。 – ほぼ日手帳 2018
オリジナルより書けるweeks
レイアウトのせいで狭く感じてしまうweeksだけど、実際はオリジナルより広い面積を持っている。
オリジナルより10%近く広いフリーの方眼メモページが212ページもあるとしたら、相当書ける。
どうしても狭いというイメージを持ちがちなweeksだけど、あらためてサイズを確認してみると、実はオリジナルよりも広い面積を持っている。weeks タテ18cm × ヨコ9.5cm=171㎠
オリジナル タテ14.9cm × ヨコ10.5cm=156.45㎠
情報源: 最強の「ほぼ日手帳 weeks avec」が欲しい – ALOG
2冊使いがめんどくさい
2018年は、クオバディスのビジネスプレステージとおなじみの測量野帳で稼働中。
月間ブロックカレンダーは欲しいし、僕の「いんちき」ユビキタス・キャプチャーの相棒にはそれなりのページ量が必要。
だから、測量野帳は、ガンガン書き捨てて補充している。
それぞれの持ち味を引き立たせるために併用し、どちらも気に入ってもいる。
でも、近くのカフェにふらっと歩いていこうとするときに、手帳2冊携えていくのもかったるい。
かといって、メモするだけだからクオバディスは置いていこう、いやでもカレンダー見たくなるかもなぁ…なんて考えるのもめんどくさい。
これ一冊あればいい!
だから、このオールマイティーな一冊をジーンズのけつポッケに突っ込んで、手ぶら〜でぷらぷら歩いていけるのは、とっても快適そうだ。
それに、マスター・オブ・能率手帳みたいに、一冊の手帳で全てまかなっている人への憧れもある。
僕は修行に耐えかねて、シスに堕ちてしまったけれど…
手帳好きには、オールマイティーな一冊で完結させたい欲望と、それぞれの用途にあわせて使いわけたい欲望が混在している。
今は、オールマイティーな一冊で完結させたい欲望が高まっているということなのだろう。
ハックにとらわれずテキトーに使って、書きたいときに十分な余白があり、月間カレンダーでちょっと未来とちょっと過去を行き来する。
そういう一冊が、今は欲しいのかもしれない。
しかし、立秋を迎えたといってもまだ8月。
ほぼ日手帳のラインナップも全て明るみになっていないし、ヨソの発表もあるだろう。
それよりなにより、まずは2018年をsurviveしないとね。
そして迎える2019年には、スニーカーで通せるような気楽さが欲しいよね。
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