デトロイト・ライオンズの初めてのスーパーボウル出場は叶わなかった…
しかし、世の中、悪いニュースばかりじゃない。
今年のスーパーボウルのCMに、クライズデールが帰ってくる。
そう、バドワイザーの、あの美しくも頑健な馬たちが’…
Budweiser | Super Bowl LVIII The Clydesdales Are Back
第47回スーパーボウルのBrotherhood
シリーズとして何本ものCMが制作されたが、僕にとってのベストは、第47回スーパーボウルのBrotherhood。
馬だって、知能指数が高く、長期記憶に優れている。 そしてなにより、大切にしてくれた人を忘れない。 さらに最近の研究によれば「馬は人間の言葉を学び、記憶する事ができる」ことがわかってきた。
情報源: 「馬は大切な人を忘れない」第47回スーパーボウル バドワイザー CM | ALOG
そして、大して売り上げに貢献しなかったという理由で中止されることになった。
それ以来、スーパーボウルのCMを追っかけることをやめた。
いや、バドワイザーばかりのせいではない。
Apple 1984
How Apple’s “1984” Commercial Changed the Super Bowl forever | NFL Films Presents
スーパーボウルのCMの価値を一気に高めたと言われる不朽の名作。
このCMは、まだコンピュータしか売り物がなかった企業と、スーパーボウルの商業的価値を高めたかったリーグの双方に莫大な恩恵をもたらした。
そして僕らも、毎年のように、こんな大作にお目にかかれるのだと期待に胸を膨らませた。
ところが、スーパーボウルにCMを出すこと自体が最大の広告となってしまい、ゲームチェンジャーのようなCMにお目にかかることは無くなってしまった。
それは日本でも広告以外のナニカだったものが純正の宣伝に取って代わられたのと時を同じくする。
期待し続けることに疲れた僕は、いつからかスーパーボウルのCMを心待ちにすることをやめてしまった…
皮肉にもパーソナル化されたテクノロジーは、世界を1984化するための重要なツールに成り下がっている。
MAKE LOVE. NOT WAR.
だが、1984以降に制作され、いまだに僕のALL TIME BESTのCMがある。
情報源: SUPER BOWL 2014 CM全58本を一挙に見れるサイトをNFLが公開中 「AXE Peace」がおすすめ | ALOG
第48回スーパーボウルに、AXEがおふざけなしで作った作品。
そうか…
ちょうど10年か…
10年経っても、このシンプルなメッセージは風化するどころか、ますます重みを増している。
Make Love. Not War.
ごくごくシンプルで、誰もが望んでいることなのにね…