久しぶりにホテルの庭園なんかをうろついて、久しぶりに仲居さんが、きめ細かくサーブしてくれる食事なんてのを味わった。
そうして僕は、忘れていた言葉を思い出した。
お迎えするのが久しぶりすぎて、ハレの日という言葉を忘れていたんだよ…
その言葉を思い出したきっかけは、ホテルの中で、何人もの花嫁さんに出くわしたからだ。
招待客の歓声に包まれている花嫁さんから、現在では定着している「前撮り」の真っ最中の花嫁さんまで…
いい気というか、空気というか、そんなものを久しぶりに深く吸い込んだ気がする。
神社にお参りに行ったときに、その敷地に入った瞬間に、いい気を感じることもある。
でも、こうして、人が作り出すものも、違った種類の力強さがある。
しばらく、ケの日ばかりが続いていたよね。
そうして、ケの日をやり過ごしていくのにも、息切れするようになっていた。
それこそ、「ケガレ」ていたんだよね。
「ハレ」と「ケ」と「ケガレ」のモデルには、日常生活を営むためのケのエネルギーが枯渇するのが「ケガレ(褻・枯れ)」であり、「ケガレ」は「ハレ」の祭事を通じて回復する
カレンダー上でサーブされる吉日ばかりを待つより、自分でハレの日をでっちあげるってのが、ケガレずに生きていくための重要なLife Hackなのかもしれないね。
なんでもない日、おめでとう!A Very Merry Unbirthday!
それは、不思議の国に迷い込まなくても、今ココで実行可能だ。
別に、声高に叫ぶ必要なんかない。
一番シンプルなのは、今日はハレの日って、あなたのカレンダーに、書き記してしまうことなのかもしれない。
でも、ケガレてしまって、とてもじゃないが、自分ひとりで、それができないような日が続いたら、ちょっといい場所にお出かけしたり、ちょっといいものを食べたり、ちょっといいお酒をいただくってのは、即席ハレの日をでっち上げるのには、とっても有効な手段なのかもしれないね…
