あーあ、やっちまった…
先日、あの中田商店とアルファ・インダストリーズというガチとガチとのコラボで誕生したCWU36-Pのセージグリーンを購入した。
そして、店頭で実際に見たブルーの良さが忘れられなかった僕は、ブルーも追加購入してしまった。
同じジャケットのカラバリを、ほぼ同時期に揃えるなんて、これで僕もガチだ…
忘れられなかったブルー
前回、セージグリーンを購入する前、つまり、実際にお店に足を運ぶ前まで、全くもってブルーは選択肢に入っていなかった。
本当に眼中になかったのだ。
しかし、実際に実物を目にして、その評価は一変した。
マットで上質なネイビーにすっかり目を奪われてしまったのだ。
これが、エアフォースブルーというのだろうか…
2着同時にカラバリをおさえるなんて、ガチではない僕にできるはずがない。
だから、その日は、セージグリーンだけを携えて帰路についた。
しかし、ウチに帰って数日経っても、あのブルーのことを忘れることができなかった…
【試着対象】【中田商店xALPHA】CWU-36/P|ALPHA|アルファ
こんなことは2度とない
いわゆるフライトジャケットの中で、決してメジャーとは言えないCWU36-P。
それにスポットライトが当たって、中田商店とアルファ・インダストリーズというガチとガチがコラボすることが、この先あるだろうか?
ひとつのカテゴリーにまで成長してしまったMA-1と違って、CWU36-Pという存在は、マイナーもいいところだ。
ひとえに、ピート・“マーヴェリック”・ミッチェル大佐が着用したことに起因する。
まさか、36年後にTop Gunの続編が制作されることになろうとは夢にも思わなかった。
だとすれば、今、手に入れておくしかない。
もう、こんなことないだろう。
こんなブームでもなければ、中田商店とアルファ・インダストリーズが、コラボしてCWU36-Pを製作することなんてないだろう。
もしまた、36年後に続編が制作されるとしても、僕が生きてるかどうかわからない。
であれば、この機が、唯一のチャンスであると思う。
それにミリタリーもの、フライトジャケットは、本当に長く着用できる。
35年目に突入したAVIREX B-3 は別格としても、MA-1だって、なんだかんだで20年は着用しているはずだ。
この先の期間を思えば、ここで2着とも手に入れておくことは、そうそう暴挙とは言えないぜ。
まあ、以上が、この暴挙を正当化するための、僕の論理構成だ。
言ってる側から、間髪入れずにトップガン マーヴェリックの続編が制作されるというニュースが入っているけれど…
MA-1より扱いやすい
ただ、冷静に考えても、中綿が入っていないCWU36-Pは、現在の日本の気候では着用できる期間が長いんじゃないだろうか。
今だって冬がようやく終わったと思ったら、もう初夏に近いような気温を記録する。
アウターを段々に薄くしていって四季に馴染んでいくという悠長さは、もはや存在しない。
真冬を除き、あまりヘビーではないものを組み合わせながらやりくりしていくHackが令和日本には必要なはずだ。
まあでも、そんな御託は、どうでもいいよね。
実物を目にして、これがどうしても欲しいなんて衝動に駆られたのは、本当に久しぶりのことだったんだ。
そうして、それが手に入れられたささやかな喜びに、今は浸っているだけなのだから…