GOAT トム・ブレイディが封印を破って以来、スーパーボウルは2年連続で開催される本拠地のチームが勝利を手にすることになった。
では、2023年の第57回スーパーボウルでは、NFLの最長老アリゾナ・カージナルスがようやく宿願のトロフィーを手にすることができるのか?
そのためには、新しいデザインのユニフォームが必要だ。
新しいユニフォームで臨んだバッカニアーズとラムズ
タンパベイ・バッカニアーズとロサンゼルス・ラムズは、その年に新しくデザインしたユニフォームでゲームに臨んだ。
2020シーズンを新しいデザインのユニフォームで臨んだチームはいくつか存在する。 しかし、バッカニアーズほど劇
情報源: 2021 第55回スーパーボウル「劇的なバッカニアーズのユニフォーム効果」 | ALOG
バッカニアーズはユニフォーム全体を、ラムズはオルタネイトのユニフォームを刷新した。
2022 第56回スーパーボウルは、両チーム共が今年度採用した新しいデザインのユニフォームを着用するというたいへん珍しいマッチアップとなった。 しかし、スローバックにすがろうとするもの、真新しい歴史を作り上げようとするものと、そのアプローチは全く別のものだ。
情報源: 2022 第56回スーパーボウル「新しいユニフォーム対決 Modern Throwbackなラムズ vs New Stripesなベンガルズ」 | ALOG
本拠地開催で、かつ新しいユニフォームを着用していることというのが新しい験担ぎであるのならば、カージナルスは即刻デザインに着手しなければならない。
そうでなくても、現在のユニフォームは評判がいいとは言えない。
人気ランキング最下位のユニフォーム
NBC Sportsのユニフォームランキングでは、32チーム中32位の見事な最下位。
The all-red Cardinals uniforms are decent, but the team should seriously ditch the white helmets. To truly upgrade their uniforms, a complete overhaul is needed.
情報源: PHOTOS: Ranking all 32 NFL uniforms | RSN
しかし、問題がひとつある。
バッカニアーズもラムズも、新しいユニフォームは、以前リングを獲得した時のデザインをスローバックさせたもの。
残念ながらカージナルスには、スローバックさせるべきものがない。
歴史に残るスーパーキャッチに遭遇しなければ違ったかもしれないが…
2008 – Steelers vs. Cardinals
SUPER BOWL XLIII
“I was frozen in my chair, I was so nervous.” – Joe Manganiello
情報源: NFL 100 | NFL.com
本拠地開催されるスーパーボウルには、新しいユニフォームで臨むこと。
ただし、過去にチャンピオンとなったデザインのスローバックで。
という条件がつくのなら、カージナルスは、それを満たすことはできない。
でも、それでも、新しいユニフォームに刷新するべきではないだろうか。
2021シーズン、信じられないほどのグッドスタートを切ったチームの勢いは、後半一気に鳴りをひそめ、3勝しかあげられなかったデトロイト・ライオンズに貴重な1勝まで献上している。
シーズンが終わった後も、なんだかんだとぐずぐずしていた悪い雰囲気がチームの周りに漂っている。
そんな気分を一掃するには、まずカタチから。
魂入れるためには、まずは仏像を作らないとね。