AVIREX DAILY WEAR サーマルとリブの違いを実感する冬

AVIREX DAILY WEAR のロンTで、なぜ、サーマルとリブが並行して存在しているのか、これまであんまり理解できていなかった。
しかし、両者の特性を、この頃になってようやく実感することができた。
そう、季節はもう冬になった。

間違えて購入したサーマル

ようやく見つかった僕のファイナルアンサーとして、半袖のTシャツはAVIREX DAILY WEAR リブ半袖 Vネック Tシャツをガンガンに愛用している。

AVIREXの隠れた名品と言われるAVIREX DAILY WEARを購入した。
DAILY WEARの名前は伊達じゃない。
僕は、ついに、ファイナルアンサーにたどり着いたのだ。

じゃあ、ロンTもこれでいいよねと、長袖バージョンを注文した。
ところが、微妙に着心地が違う。
よくよく確認してみると、それはリブではなくサーマルだった。
迂闊な僕が誤発注したのだ。

サーマルもそのまま着用することにして、リブの長袖も買い足した。
最初は、サーマルを間違って購入したことを後悔していた。
それは、リブの着心地に、僕がすっかり慣れ親しんでいたからだ。

リブの方が伸縮性が強い。
だから、ちょっと袖をたくし上げるなんてことが簡単にできる。
しかし、サーマルは、そうはいかない。

比較すると、リブの方が、ホンワリとカラダを包むのに対して、サーマルの方は、もう少しピッタリとカラダに沿う感じがある。
それは決して張り付くようなものでもないし、一切の不快感は感じない。
ただ、この先はホンワリとしたリブの方を買い足していこうと思っていた。

気温が一気に下がり始め、冬になったのだと実感する今日この頃、あらためてサーマルを着用してみると、リブよりも暖かさを感じる。
生地は、リブの方が、やや肉厚なのにだ。
何故なんだろう？

両者の詳細を確認してみると、そこに表記されている、素材もサイズ感も異なっていた。

素材（本体）コットン 95% ポリウレタン 5%

素材（本体）ポリエステル 65% コットン 35%（リブ部分）ポリエステル 65% コットン 35%

僕は180cm 88kgで両方ともXLサイズを着用している。
比較するとバストと肩幅がけっこう違う。
これが着心地に影響している最大の要因なのだろう。
そして、暖かさにも…

結局のところ、カラダのまわりの暖かな空気をどれだけ逃がさないかが、防寒性の最大のポイントだと思う。
だから、空気の逃げ道のスペースがつくりにくいサーマルのサイズ感の方が、暖かさを感じやすいのではないだろうか。

では、僕で言えば、リブをLサイズにダウンサイズすれば同様の効果が得られるのだろうか？

それについては、素材にも注目したい。
リブは、その95％がコットン。
対してサーマルは、その65％にポリエステルを使用している。
ググってみると、汗をかいても速乾性があり、保温性のあるポリエステルの方が暖かい。

これで、僕のファイナルアンサーも、めでたくver. 2.0にアップデートした。
秋冬は、すなわち長袖は、サーマルで行く。
そうして半袖は、これまで通りAVIREX DAILY WEAR リブ半袖 Vネック Tシャツを継続採用する。

選択肢の多い楽しさもあるけれど、選択肢の多い煩わしさもある。
こと情報の溢れる「なう」な社会において、自分の納得できるものに出会えるのは幸運なことだ。
まして、Tシャツというベースメントで、余分な選択肢に悩まされることがなくなるのなら、この先は、随分とシンプルな人生を送ることができそうではないか…

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