衣食住

隠れた名品 AVIREX DAILY WEARが僕のファイナルアンサー

AVIREXの隠れた名品と言われるAVIREX DAILY WEARを購入した。
DAILY WEARの名前は伊達じゃない。
僕は、ついに、ファイナルアンサーにたどり着いたのだ。

DAILY | US ONLINE STORE(US オンラインストア)

RIB S/S V-NECK T-SHIRT/同色プリント リブ 半袖 ブイネック Tシャツ

豊富なラインナップから僕が選んだのは、Vネックのブラックとホワイトの半袖Tシャツ。

ヘルスニットも、ヘビーウェイトリブのTシャツを今年リリースしていて、正直、どちらにしようか迷っていた。

史上ベストのVネック

AVIREXを選んだ決め手は、Vネックの存在だ。
クルーネックじゃ、詰まった感じもあって、かといってヘンリーネックをしっくりさせるのは、意外と、試行錯誤と相性が必要だ。
そんな気分だった僕には、久しぶりのVネックは最適な選択に思えた。
実際に着てみてわかったのは、このVネックは、僕史上ベスト。

かっちりとVの字になっているわけではない。
深く抉られているわけでもない。
なんていうか、ニュアンスのあるクルーネックとでも言えばいいのか。
いい感じの開き具合なのだ。

ありがたいことに、このまんま長袖のバージョンもある。
つまり、このいい感じのVネックを、1年通して着用することができるというわけだ。

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しっくり感と安心感の着心地

Tシャツのサイズ感は、人によって千差万別。
だから結局、自分が着てみるまで、本当のところはわからない。
かといって、この手のものは、おいそれと試着もできないし…
Amazonで購入すると、対象の商品なら、試着後でも返品可能らしい。
その手をホイホイ利用しようとは思わないが、いざとなればセイフティバルブがあるってのはありがたい。

このAVIREX DAILY WEARに関しても、いろんな人の着心地とサイズ感を見てみたが、結局のところ、確信を得ることは出来なかった。

僕は身長180cm 体重90k。
選んだサイズはXLだ。

着心地はといえば、ピッチピチでもないし、当然ながらゆるゆるでもない。
いい感じにスパンデックスの伸縮性が、適度な張りをもたらしているというか…

だから、カラダに覚えがあるお方なら、僕と同サイズでもLサイズをチョイスするという選択もアリなのかも知れないね。
これみよがしにピッチピチにしても、そのエゴもスパンデックスが優しく包み込んでくれるはずだ。

AVIREX STANDARD ITEM -vol.2- デイリーTシャツの魅力を解説。 | AVIREX OFFICIAL SITE|アヴィレックスオフィシャルサイト

ヘビー過ぎず、ペラペラでもない適度の生地の厚みと伸縮性が、着用していてしっくり感と安心感を与えてくれる。
変な言い方になるが、なんだか、背筋が伸びる気がするんだよね…

丈感も絶妙だ。
タックアウトの状態でも、いい感じに収まってくれる。
タックイン派のあなたでも、納得の収まり具合だ。

ホワイトは透けないけれど

ブラックに関しては、なんら問題なし。
この後も、傷んだら補給し続けて、一生着用し続けるだろう。

そしてホワイトだ。
ホワイトも着心地は、当たり前だが全く一緒。
いわゆる透け問題もない。
ただ、ポチッとが目立つかも知れない。
僕は、これくらいOKだろうと思ったけれど、家人は難色を示した。
気になるお方は、ホワイト一枚のみでの着用は避けた方が賢明なのかもしれないね。

気になる生産国はインドネシア

ウイグルの惨状が明るみになって以降、僕は必ずタグを見るようになった。
それは、グローバルサプライチェーンの端っこに消費者という端役で組み込まれた僕に唯一できるささやかなことだ。

消費者およびNGO、労働組合、消費者擁護団体を含む市民社会団体は、次のことを行うべきである。

  • 中国で製造する企業に対し、強制労働に加担していないことを確認するためにデューデリジェンスと社会監査を実施するよう要求する
  • 労働時間内外を問わず、労働者とそのデジタル通信に対する継続的かつ多層的な監視とモニタリングが、強制労働と重大な人権侵害の新たな指標として認識されることを主張する。
  • ブランドに対し、サプライチェーンの構成や強制労働が行われないようにするための予防措置について、より透明性を高めるよう求める。
  • 企業に対し、世界的なサプライチェーンにおいて強制労働や抑圧労働を利用しないことを新たに公約するか、現在の公約を維持するか、またはその両方を行うこと、また、そのような事例が確認された場合は迅速かつ公に行動することを要求する。

ウイグル族が売りに出される | オーストラリア戦略政策研究所 | ASPI

タグを確認すると、インドネシア製と表示されている。

ひとまずは合格だ。
ただ、最近はChina資本が東南アジアで下請けに生産させたりと潜っていることもあるらしい。
そういえば、New Eraって頑なにMADE IN CHINAなんだよね。
Appleは、iPhoneの生産をインドで始めたりしてるようだけど、iPhone 16 で、またChina回帰してるのか…

僕のファイナルアンサー

Anyway、Tシャツに関しては、AVIREX DAILY WEARというファイナルアンサーに、僕はたどり着くことができた。
グレイも買い足して、長袖も買い足して、それこそ1年というデイリーを乗り越える相棒を見つけることができたのだ。
大袈裟なようだが、それには、ここに至るまでの長い旅路があったのだ。

Uniqlo Uも好きなんだけど

その昔、大学生協のヘインズの赤パックだけで1年を乗り切れるほど、人生はシンプルだった。
そうして、イイ歳になって、あらためてベーシックなTシャツを手に入れようと思ったが、なかなかどうして、これが見つからない。
そんな中で、ようやく出会ったのが、Uniqlo U クルーネックTシャツだった。

“完璧なTシャツ”の答えは、2つある。 メンズのコンセプトは「新しいクラシック」。太番手の糸を使った、タフな表情のコットン100%生地で、ルーズすぎないフィット感に。ウィメンズは「スペシャル&リッチ」。インターロック編みのコットンを用いて、なめらかでやわらかい印象に。

Uniqlo U クルーネックTシャツ|UNIQLO Masterpiece 2024 Fall / Winter

程よく厚手の生地は、ざっくりとした気持ちよさを感じさせてくれた。
そして、白Tでも、透け問題とは全く無縁だった。
もうコレでいい!
やっと、イマの「なんてことない」Tシャツに巡り逢えた。
そう思っていたが、ひとつだけ問題が発生した。

それはニオイだ。
洗濯すると、何由来かわからないニオイがする。
白Tでは、この問題は起こらず、黒Tだけで発生するのだ。
ロットの問題かと思って買い直してみたが、やっぱりダメだった…
イイ歳の男としては、黒Tが着れないというのは、非常にキツイ。

そうして、Tシャツ探しの長い旅路が始まった。
それは苦難の旅の始まりだった。

サイズとオンスの狭間で

あらためて見てみると、サイズってこんなに違うの?と思ったのが実直な感想だ。
LとかXLとか記載されていても、ブランドによって、そのサイズはマチマチ。
事実、Uniqlo U クルーネックTシャツに関しては、僕はLサイズを着用している。

おんなじブランドの中でも、商品によってサイズは異なり、米国オリジナルと日本の独自企画でも違いは生まれ、そこにワイドフィットだなんだとフィット感の違いまで加わると、シロウトでは歯が立たない。
商品的に、そうそう試着はできないし、そもそも世の中にリリースされているTシャツの数を思えば、試着しているうちに人生は終わりを迎えてしまう。
Tシャツ専門店なるものが誕生する背景も、よく理解できる。

もともとシャレオツでもない情弱としては、限られた知識と情報の中から、実際に購入して試すしかない。
こちらが変わったせいなのか、もともと知った顔の着心地にも違和感を覚え、未知のものは未知のものでしっくりこない感じがする。
ペラペラは論外だとしても、ヘビーオンスすぎても扱いづらいことを実感し、コレまで考えたこともなかったオンス数なんてものまでチェックし始めることになる。

僕は自分を知っている。
見てくれをよくしてくれるものを探しているわけじゃない。
ただ、しっくり感のある着心地を求めているだけなのだ。

そんな旅路が数年、続いて、何かの拍子にAVIREX DAILY WEARにたどり着いたのだ。
ようやく出会えたしっくり感に、僕がファイナルアンサー!と狂喜乱舞してしまうのは、仕方がないではないか。
寛大なあなたなら、きっと見逃してくれることだろう。
そしてもし、あなたも同じように彷徨いの旅路にあるのなら、ぜひ試してみてほしい。
もしかしたら、あなたにとっても終着駅になるのかもしれないのだから…

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