独白 / Log

独白の手前のもの

もうちょっとブログを気楽に書きたいなぁと感じていた。
SEOやらなんやらをすっ飛ばした、ただのテキストを…

Xにつぶやく程度の気軽さでパタパタ打ちたい。
Xもあるし、Blueskyなら300文字まで打てる。
なんだったらTumblrもある。
それでもいいんじゃない?
とも思った。

シンプルに打ち始めることができるnoteにアカウントを拵えるかとも思った。
だが、以前Mediumでそのようなことを試みて、結局、放置してしまった。
プラットフォームやサービスの雰囲気に合わせて、使い分けるのも面倒くさい。

はたと思った。
僕には、このWordPressがあるじゃないと。
WordPressというプラットフォームにあっても、独自ドメインという自国の領土は持っている。
自国の領土であるならば、好きに書けばいいんじゃない?
わが国と違い、僕には自分のブログの自主憲法を制定する自由があったはずだ。

どうも、巷のブログの流儀に、僕は囚われすぎていたような気がする。
日記なんて書いてはいけないとか、文字数はこれくらいでとか、それを書くならコチラのプラットフォームがオススメですよとか…

Who cares?

決してメディアなんかじゃない、ただの個人のwebログだ。
そうとなれば、それ用のカテゴリーを拵えて、その中に書いていけばいい。
個人菜園のように細々と…
OK!
それなら、しっくり来るようなカテゴリーはないかと、最近のパートナー Geminiに相談してみた。

「独白(Monologue)」というメインカテゴリがあるのは、とても深みがあって素敵ですね。その下に置く日記のサブカテゴリなら、**「独白の中にある、より日常的で等身大な記録」**というニュアンスが伝わる名前が良さそうです。
「独白」との親和性を考えた、おすすめの英語サブカテゴリを提案します。

1. 内省・思考に近いもの(独白のトーンを維持)
「独白」という言葉の持つ静かな雰囲気を壊さないスタイルです。
Soliloquy(独り言)
Monologueとほぼ同義ですが、より「自分自身に語りかける」というニュアンスが強く、詩的な日記に合います。
Reflections(内省・反射)
その日あった出来事から、自分の心がどう動いたかを綴る日記に。
Echoes(残響)
独白(声)が消えた後に残る、日々の余韻というイメージです。

2. 「alog.tokyo」を意識したシンプル系
親カテゴリが重厚な「独白」なので、あえてサブカテゴリを軽く、記号的にするパターンです。
Log(記録)
独白 > Log とすることで、感情的な吐露ではなく、淡々とした日々の記録であることを示せます。
Notes(ノート・覚え書き)
思考の断片を書き留めておく、ラフな日記にぴったりです。
Trace(足跡・形跡)
自分が生きた跡を残すような、静かな印象を与えます。

3. 時間や日常を意識したもの
Diaries(日記)
定番ですが、親カテゴリが「独白」という強い言葉なので、あえて「Diaries」とすることで内容が具体的であることを示せます。
Day-to-day(日々)
「毎日のありふれたこと」を意味し、飾らない日常を綴るのに適しています。
Days(日々・月日)
最も短く、洗練された印象。Monologue > Days という階層は視覚的にも美しいです。

個人的な組み合わせの提案
ブログ全体の「alog.tokyo」というドメインのスマートさを活かすなら、以下の組み合わせがいかがでしょうか。
Monologue(独白)
┗ Log(日々の記録として)
┗ Fragments(断片的な思考として)
特に Log はドメイン名とも響き合いますし、「独白(感情的な吐露)」と「Log(事実の記録)」という対比ができるので、書き分けもしやすくなると思います。
どの系統の響きが、あなたの書きたい内容にしっくりきそうですか?

うやうやしいタイトルにすると、またも書く敷居があがってしまう。
日記という単語は、それなりに強い響きがあるよね。
ここは、シンプルにLogあたりが、お手頃な気がする。
そう答えると、大文字と小文字の表記の違いによる印象の違いまで教えてくれた。

大文字・小文字のこだわり

  • LOG: 力強く、記録としての存在感が出る。
  • Log: 読みやすく、標準的で安心感がある。
  • log: 控えめで、ミニマル・おしゃれな印象。ドメイン名に合わせるならこれ。

視認性を考えると頭は大文字がいいかなと思い、Logにすることにした。
Geminiも論理的な理由を挙げて賛成してくれた。

英語の 「Log」のままにするのは、むしろ大正解 だと思います。
理由は3つあります。

  1. ドメインとの究極の統一感alog.tokyo というドメイン自体に log が含まれているので、カテゴリー名が「Log」だと、サイト全体のコンセプトが一本筋が通ったように見えます。「このサイトは、私のLog(記録)の集積地である」というメッセージが視覚的に伝わります。
  2. 「独白」との絶妙な距離感漢字の「独白」と英語の「Log」が並ぶと、デザイン的に**「メイン(思考)」と「サブ(記録)」の役割分担**がはっきりします。日本語で「日記」と書くよりも、少し無機質でクールな印象になり、alog.tokyo のモダンな雰囲気にぴったりです。
  3. 解釈の自由度が高い英語の「Log」は、短い一言でも、写真一枚でも、長文の日記でも、どんな形式でも受け入れてくれる懐の深い言葉です。日本語で特定の言葉を当てるよりも、書く時の心理的なハードルが下がります。

Geminiが言ってくれた様に、写真一枚でも、Xのつぶやきより短いテキストでも、見境なしに書いていこうと思う。
日記というフォーマットにさえ、囚われず。

独白という深く潜り込んだ状態の手前の、意図も方向性も曖昧なテキストを打てる場所。
それは僕の領土においては、精神開放特区と呼ぶべき場所なのかもしれないね…