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BOND25 NO TIME TO DIE

BOND 25 「NO TIME TO DIE」このタイトルの意味するところってさ…

我らがダニエル・ボンドの最後を締めくくるタイトルが、ついに発表された。
もろもろの締めくくりとなるであろう大きな作品に反して、そのイントロも、ボンドの眼差しも驚くほど静かだ。

なぜフェリックス・ライターが?

現役を退いたジェームズ・ボンドは、ジャマイカで穏やかな日々を過ごしていた。そんなある日、彼のもとに旧友でもあるCIAエージェントのフェリックス・ライターがやって来て、誘拐された科学者を救い出してほしいと依頼する。現役復帰したボンドは、危険な最新技術を操る正体不明の敵との想像を超える過酷な闘いに身を投じる。

情報源: ボンド25 – Wikipedia

こんなあらすじらしいけれど、引っかかっていることは一つある。
前も書いたが、どうしてフェリックス・ライターが、資金も人材も豊富なラングレーに所属する彼が、わざわざ一線を退いた平和ボケしているであろう男に依頼に来るのか?
杞憂であればいいけれど、旧友であるけれど、味方とは言い切れない男の立ち位置には、ザワザワする。

「NO TIME TO DIE」の意味って

発表されたタイトルは、007シリーズのニオイがする歯切れの良いもの。
ここで気になるのが、今回の舞台設定と悪役だ。
ラミ・マレックが演じていること以外、全て伏せらている今回のヴィランだが、設定やあらすじを見ると噂されているドクター・ノオ登場のニオイもする。

a mysterious villain armed with dangerous new technology.

情報源: The Official James Bond 007 Website | NO TIME TO DIE is the official title of Bond 25

このように記される今回のヴィランは、ドクター・ノオを表現するに似つかわしい気もする。
そして、現在の、21世紀の、はたまた令和における危険な最新技術とは何なのかっていう点も気になるよね。

そしてもし、今回、本当にドクター・ノオが登場するのなら、それを含んだタイトルになっているんじゃないだろうか。
すなわち、「NO TIME TO DIE」のNOとは、ドクター・ノオのことであり、彼のTIME TO DIE。
「死ぬのはドクター・ノオだ!」
的な意味になるんじゃないかと妄想にふける…

そういえば、「慰めの報酬」でも、クァンタムという敵の名前がきっちりとタイトルに収められていた。

終わりと始まり

ドクター・ノオはスペクターの一員だった。
当たり前だが、前回のあの程度ではスペクターは壊滅していないはずだ。
今回、ボンドが日向の世界から裏の世界に引きずり戻されるのなら、そして居残り続けるのならば、それ相応の悲しい出来事は覚悟しておかなければならない。
そこには、伝統にならい整形手術を施したブロフェルドの存在も不可欠なはずだ。
次のジェームズ・ボンドは、そこから始めなくてはならないということか…

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