COVID-19が居座り続けるおかげで要請され続ける外出自粛。
それに伴って次々と休業していくリアル店舗の中に当然ながらApple Storeも含まれていた。
こんなご時世に、iPhoneがトラブっちゃう人は大変だなと思っていたら、自分がその当事者になってしまった。
起動しなくなったiPhone 11 Proは、まさにモノリス。
どーにもこーにもならない僕は、Apple Storeに突撃することにした。
Apple 渋谷に突撃
Apple Storeが営業再開していることにホッと胸を撫で下ろしながらも、様々な制限も新しく生じてる。
平常時でさえ予約の取りづらかった状況に、修理が終わるのは一体いつのことになるやら…
そんな不安とiPhoneのない手持ち無沙汰を抱えて向かったのは、Apple 渋谷。
なんだかんだで、僕がよくお邪魔するのはココ。
もっと大きな店舗も、もっと新しい店舗もあるし、現在は渋谷が最も近いというわけでもないけれど、なんかこじんまりとした感じが落ち着くし、ここに突撃してハズレたことがないという験担ぎもあった。
COVID-19なセカイでの入店手順
お店に着くと人だかり。
ありゃ、やっぱり混んでるわ…
と落胆したものの、よく見ると、そのほとんどはスタッフと警備員。
お客さんはバルタン星人でも数えられるほどの数しかいなかった。
すかさず駆け寄るスタッフさんに用向きを伝え、スタッフさんがiPadに慌ただしく入力するのは、見慣れた光景だ。
しかし、そのあとの手順がちょっと増えている。
警備員さんによる簡単な健康状況の確認と検温という作業が入る。
OKであれば、手指をアルコール消毒して入店となる。
僕は、自前のマスクを装着していたけれど、もし持っていなければApple Storeが用意してくれるみたいだ。
待ち時間はゼロだった!
正確に言えば、本当は2時間後の予約となるはずがキャンセルが出たために繰り上がったみたいだ。
しかし、たとえ2時間後であったとしても覚悟していたよりは相当早い。
以前、Apple 銀座に飛び込んで、ゲット出来たのは翌日の予約だけという経験をしている僕は、非常時な現在では、だいぶ先の予約しかゲットできないかもしれないというあきらめの中にいたのだから。
静かな店内で、ゴム手袋とマスク着用のスタッフさんに迅速で気持ちの良い接客を受けて、無事に交換修理は完了。
バックアップは取っていますかという質問に、iCloudを利用していますと答えると、申し訳ないけれど復元作業は店外でお願いしますと伝えられた。
店内の人数制限の影響で、店内のWi-Fiを利用して長時間居座ることはできないようだ。
本当は、あれこれ見て回りたい気持ちがあったけれど、他の切実なお客さんに早く順番を回さねばと思い、後ろ髪を惹かれながらも、そそくさと店を出ることにした。
ともあれ、Apple 渋谷ではハズレることはないという僕のジンクスはCOVID-19なセカイでも破られることはなかった。
あー、よかった…