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ダンダダンに出会ってしまった

連載漫画を読む習慣なんて、20世紀のうちに、とうになくしてしまった。
だから、新しい漫画に出会う機会は、ほとんどない。
そんな僕が、ダンダダンをちゃっかり観るようになったのは、一本の映像に出会ってしまったからだ。

TVアニメ「ダンダダン」オープニング映像|Creepy Nuts「オトノケ」

ビビッドな魅力的なキャラクターが、アップテンポに次々と登場する。
Creepy Nutsのリズミカルも早口なラップが混然となって、脳にダイレクトに注入されるようなOP映像。
ハイレタあたりで、脳にじんわりとした心地よさが広がっていく。

ウルトラマンのオープニングへのオマージュがあるとも言われている。
幼少期に、その洗礼を受けた僕のカールチューンが、数十年の時を経て、呼び覚まされているのだろうか。
確かに、リゲイン化したシャコ星人は、バルタン星人にそっくり「でいス」。

こちらは、ロングバージョンのMusic Video

Boy Meets Girl & …

すっかりジャンキー化して、OP映像をループ再生するようになってしまった僕は、いても立ってもいられず放送開始前に、少年ジャンプ+で、本当に一気読みしてしまった。
そうして、ウルトラマンのオマージュがどうしたなんて、どうでもよくなった。

ボーイ・ミーツ・ガールのキュンキュンした物語が核にありながら、凄まじいスピードとテンポで物語は進行していく。
なぜなら、ボーイとガールがミーツしたのは、お互いの存在だけではなかったからだ。
宇宙人とモノノケと、伝説のUMAまで絡まって、一気に一堂に会する大カンファレンスの始まりだ。
その口火を切ったのは、驚異的なスピードを誇るターボババアなのだから、物語の進行も高速化しようというものだ。

第7話 優しい世界へ

そうして、僕らは、第7話に出くわすことになる。

映像化された幸福を、この原作も享受することができたはずだ。
そして、末端の視聴者の僕も、その恩恵を受けることができた。
こうして、僕の one of the best ランキングに新顔が加わることになった。

高倉健とダンダダン

オカルンなんて可愛く呼ばれちゃいるが、そのリアルネームは、高倉健。
まさしく、ザ・男の名前を持っている。
ターボババアの呪いにつられるように、いつの間にか、著しく身体能力を向上させた彼は、この先、どんな変化を見せていくのだろう。
そういえば、オカルンの家族って登場したっけ?
両親は?

ノリと雰囲気だけだと思っていたダンダダンも、ただのタイトルでは、ないようだ。
それは、ナニカを指し示しているらしい。

Anyway、彼と彼女に出会ってしまった僕は、その道のりを見守るしかないのだろう。
どこに辿り着くのかは、皆目見当がつかない。
ただ、それは、「アクさら」さえも浄化した優しい世界であって欲しいとは思うけれど…


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