Day Oneをアップデートしてから、こればっかり使っている。
MacとiPhoneの「メモ」は使わなくなり、Evernoteはファイルキャビネットという位置付けが明確になった。
日記アプリと紹介されるDay Oneだけど、もうちょい気軽な手帳というか、それこそほぼ日手帳感覚で使っている。
気軽に書いて
さあ1日1ページの日記を書こう!
なんてぇ風には使っていない。
つぶやきやら思いつきやら感情の吐き出しやら、それこそメモ書きから、そんなものを都度都度書き散らしている。
一行で終わってしまうものもあり、たまたま長くなってしまうものもあり、雑多でまとまりがない。
テーマや、構成や、落とし所なんてものを考えずにささっと使ってる。
それこそ、手帳を開いて、その余白にパッと書きつけるように。
「メモ」とEvernoteでは…
「メモ」でもできるし、Evernoteでも当然ながら、パッと書きつけることは可能だ。
しかし、「メモ」はiOS9.3にアップデートしてから、高機能になったせいか起動がもたつく。
さらにブラウザーの機能というか、見返しやすさはDay Oneの方がはるかに優れている。
カジュアルウェアを脱ぎ捨ててスーツに着替えたEvernoteは、居並ぶその他に保存されたファイルと見比べると敷居が高すぎて、僕の雑多なメモを気軽に書くのに気がひける。
Evernote Web クリッパーと添付したPDFの中まで検索してくれる便利さで、保存されていくWebページやファイルはどんどん増えていく。
もはやノートというものではなく、ファイルキャビネットとしか呼べない存在だ。
パッと手帳を開きたい気分と、ファイルキャビネットを漁るメンタリティーは別のものだ。
目的のファイルを必ず見つけ出そうという気合いは引っ張りださずに、気楽にぺらぺらページをめくりたい。
そうした時に、多すぎる情報はノイズになってしまうことがある。
カレンダー表示
Day Oneの最大の特徴は、カレンダー表示ができること。
だから、内容による検索だけではなく、この日は何書いてたっけ?という紙の手帳をめくるような使い方ができる。
そもそも検索ワードすら忘れていたようなものにも、ばったり再会できる。
切り貼りするように
撮影した画像もうまく活用できるのもDay Oneの特徴だ。
PHOTO TIMELINEを活用すれば、撮影したもののカメラロールで死蔵していくだけという事態も避けることができるだろう。
以前は、自分で撮影した画像だけにこだわっていたけれど、今は見つけた画像や言葉もこっちに保存するようになった。
そう、紙の手帳に気に入った画像を切り貼りしたり、気になる言葉を書きつけるように。
ぺらぺらめくる音はしないが、今までの自分の手帳と同じような使い勝手と内容になった。
それは今回のアップデートで、複数のjournalが作成できるようになったことも大きい。
Day Oneのセカイにまで細かい分類ルールを持ち込むのが嫌なので、基本的にはタグ付けとかはしていない。
そうなると、ひとつのjournalに自分オリジナルのものとクリッピングしたものがごちゃっと混在することになる。
それを嫌ってクリッピングするものはEvernoteに任せていたけれど、巨大なファイルキャビネットの中でロストすることもままあった。
しかし、今回クリッピング専用のjournalを作成できることで、その問題は解決。
今のところは、この二つのjournalに分類するだけというシンプルな運用でやっていきたい。
ま、いざとなれば全文検索もできるしね。