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Day OneをWordPressのAutomatticが買収というグッドニュース

予想だにしていなかったビッグでグッドなニュース。
Day OneをWordPressのAutomatticが買収したようだ。

Day One is being acquired by Automattic Inc.

情報源: Day One at Automattic | Day One

TumblrとWordPressそしてDay One

これで僕がお世話になっているお気に入りはすべてAutomatticに集約されて、文字通りファミリーになった。
それらには、やっぱり共通のニオイがあったようだ。

WordPressのように襟を正して公開するもの、Tumblrのようにノールックで気兼ねなくシェアするもの、そうしてDay Oneのように誰の目も気にすることのないプライベートなジャーナル。
僕という一人の人間が、それぞれのシーンでやりたいことを気持ちよくサポートしてくれるツール。
これがもっとシームレスに連携してくれるのならば、より快適になりそうだ。
ユビキタス・キャプチャーでなんとなく書きつけたものをブログに昇華させることも、もっと簡単にできるようになるんじゃないかな。

放任自治のTumblr

買収となると、これまでのカルチャーが失われるのではないかという心配事がつきまとう。
以前、TumblrがYAHOO!に買収されたときにも大騒ぎになり、当時のCEOが決して紫色には染めませんという確約をさせられるほどだった。
Automatticに買収されてからのTumblrは幸せな日々を送り続けている。
財政的な不安は消え、なによりTumblrのここにしか存在しないタテマエをとっぱらった自由な空気は保たれたままだからだ。
Automatticは、その空気には空気清浄機を発動することなくほったらかしだ。
しかし、tumbleloggersの皆さんはご存知のように、使い勝手やバグなどに対するこまめなアップデートはリリースを追えないくらい一気に増大している。
だから、放置というより放任自治と表現する方が適切だよね。
それは、TumblrをTumblrのままにしておきたいというAutomatticのマット・マレンウェッグCEOの意向なんだろうね。

もし Tumblr が独立起業のままだったら、5年や10年後にはどうなっていたんだろう?」

情報源: Automattic の二次投資に見る長期的方向性 – Naoko Takano

InstagramがFacebookに買収されて以降、どんどんクローズドなものになり、金のニオイをぷんぷん撒き散らすようになったのとは正反対だよね。

CEOもDay Oneを使っていた

Automatticのマット・マレンウェッグCEOもDay Oneのユーザーだったようだ。

父がICUにいた2016年に毎日真剣に使い始め、後に亡くなりました。私が経験したことを書くためのプライベートで安全な場所があることは、私を正気に保ち、すべてを処理するのに役立ちました。

情報源: Day One at Automattic – Matt Mullenweg

100%安全なパーソナルスペースがあることの重要性をわかっている彼ならば、Tumblrのように放任自治とすることだろう。
そして、AutomatticがDay Oneを高く評価した理由は、そのプライバシーに関する技術力のようだ。
だから当然、誰もレイオフされることなくチームはまるごと大所帯の家族の一員となる。

Automatticの発表によると、買収後もDay OneのCEOであるPaul Mayne(ポール・メイン)氏がDay Oneの開発を継続する。12名のチームも、現在のままだ。

情報源: WordPress.comのオーナー企業Automatticがプライベートな日記アプリ「Day One」を買収 | TechCrunch Japan

発表されたのは日本では天赦日と一粒万倍日が重なる大吉日だった。
何かを始めるにはこれ以上ないうってつけの日。
だから、今回の買収が良い方に転ばないわけないじゃないか。

ジャーナリングに興味のあるあなた。
この機会に始めてみてはどうですか?
僕は、Day One野帳の二刀流でやっています。
えっ?どうやるかって?
簡単です。
書きたいことを書きたいように書けばいいんです。

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