Macの「メモ」をメインに使おうと、あれこれ試行錯誤中。
しかし、Webページのクリッピングでは、Evernoteの方が圧倒的に優位なようだ。
なんだかんだと言いながら、僕はその情報の大半をブラウザ経由で入手している。
確かに何かを調べるときには、検索をかけて誰かさんがサーバーに置いといてくれる情報を拾い集めてくることがほとんどだ。
そうなると、そこに力を発揮してくれることが、パートナー選びには重要なポイントだ。
Evernoteはそのまま保存
Evernoteは、Webページを「そのまま」保存してくれる。
それは、iPhoneのアプリからでも。
さらに、デスクトップブラウザの拡張機能であるEvernote Web クリッパーなら、より高機能。
クイックスタート
Evernote Web クリッパーは、誰でも簡単に使えるブラウザ拡張機能です。見つけた記事の全文、画像、選択したテキスト、重要なメール、その他 Web にあるコンテンツを何でも保存可能です。 すべて Evernote に保存すれば、ずっと保管しておくことができます。 Chrome、Safari、Internet Explorer 7 以降、Firefox、Opera に対応していま…
「メモ」はリンクのみ
対して「メモ」が保存してくれるのはリンクのみ。
Evernoteが、そのWebページを内包してノートとして見せてくれるのに対し、ジャンプしてブラウザを開くことしかできない。
しかもEvernoteのような拡張機能がないので、デスクトップブラウザから共有メニューを利用しようとすればSafariでしか操作できなくなる。
これは、MacでもiPhoneでもGoogle Chromeをメインで使っている僕には、ちょっと面倒。
長期保存では不可欠
一時的にブックマーク代わりに使うのならば、リンクのみの保存で構わない。
しかし長期保存を考えるなら、それでは困る場面がある。
何故なら、そのWebページがサーバー上に存在しなくなることがあるからだ。
今回、Evernote を整理しながら、いくつかのWebページをチェックしてみたが、結構サーバーから消えていた。
有名ではない人のサイトならともかく、現役バリバリの超有名人のあるページも存在しなくなっていた。
特にそのお方のファンというわけではないが、そのページの文章が好きで保存していたけれど…
僕らはGoogle検索という鍵で、サーバーというキャビネを開き、欲しい情報を引っ張り出すことに慣れてしまった。
でも、また必ず会えるとは限らない。
だから、大切なものは、消えないところにしまっておかなければならないのだ。
Pocketもあるけど…
Webページのクリッピングといえば、Pocketもある。
こちらもPocket Premiumという有料プランを選べば、Webページを永久保存してくれる。
WebページはPocketに任せて、残りは「メモ」で管理するという考え方もあるけれど、いかんせんこの価格設定がEvernoteに対して割高な感じがする。
同じくらいの料金を払って、Webページの保存だけってのもねぇ…
とりあえず併用で
これでEvernoteは、使い続けた方がいいという結論に達した。
しかし、新規メモをサクッと書ける点は「メモ」の方が快適だ。
これから、併用方法を試行錯誤してみよう。