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無料Wi-Fiと携帯料金プランに思うこと

ちょいと前、Softbankからauに乗り換えた。
いろんな要素はあるけれど、楽しみにしていたのがau Wi-Fi SPOT
Softbankとは違ってMacやPCも利用できるとあって、これでモバイルルーターとは手を切れると期待していた。
ところが、それは他のWi-Fiスポットと同様に、実用に耐えうるものではなかった。

1Mbpsにも満たない

早速Macでau Wi-Fi SPOTにつなげてみると、なんだか動作がおかしい。
計測してみると、その速度は1Mbpsにも満たない。
そのうち接続は切断されて、auの抱える豊富な接続スポットをたらい回しにされるだけ。
唯一、大型電気店の中ではWi-Fiと言っていいスピードで接続したが、お膝下と言っていいauショップの中でさえ1Mbpsは夢の数字だ。
設置数で言えば、世界有数のWi-Fi大国といわれる日本だが、実際に実用として使っている人はどれほどいるんだろうか?

New York, New York

対してニューヨークのニュースはうらやましい限りだ。

情報源: ニューヨークの無料Wi-Fiが速すぎてスタバの行く末が案じられるレベル : ギズモード・ジャパン

充電可能なUSBポートを備えて、400Mbpds以上のスピードで接続できる無料のWi-Fiスポット。
こうしたインフラに関して、これまで海外を羨ましく思ったことはないが、これは本当にうらやましい。
海外がうらやましいと言えば、こういうニュースもある。

世界的大手キャリアであるVodafoneは7日、約1万円でデータ通信量の上限が20GBとなる新料金プランを発表しました。

情報源: Vodafone、1万円で20GBの新料金プラン開始!今後日本国内キャリアも続く? – iPhone Mania

1GBあたり500円という圧倒的安さで、細かいやりくりを考えずにサクッとテザリングも使えそうだ。
お上に言われて、キャリアが用意し始めたプランは1GB=2,900円と絶対額は安いが、通信容量あたりで言えばだいぶ割高になる。
そうしたものが安くならない理由の一つに、この誰の役に立っているかわからないWi-Fiスポットの費用が含まれているかと思うと釈然としない。
キャリアが、各々、無計画で役に立たないWi-Fiスポットをばら撒き潰し合うのなら、もうちょっと計画的に費用も拠出すればいいと思うわけで…

長いつきあいはシンプルに

ただでさえよくわからない携帯電話の料金プランに加えて、モバイルルーターの優劣を考えるには、僕の灰色の脳みそは小さすぎる。
セカイにつながらずにはいられないし、そのためのコストを負う覚悟はある。
しかし、そのための手段はシンプルであってほしいし、見かけ上ではなく本当に割安と思えるプランをこしらえてほしい。
どうせ僕らは、この先死ぬまで、キャリアになにがしかの費用を払い続けなければならないのだから。
キャリア選択の決め手がなくなった今、そうしたことに早々に手を打ってくれるところが、次のパートナーになりうるところなんじゃないだろうか。

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