手帳と文具 / ほぼ日手帳

ほぼ日手帳 HON を勢い余って購入してしまった理由

ついこの間、手馴染みなんて、曖昧で肉感的な理由で、衝動的にほぼ日手帳weeksに舞い戻ってしまったばかりなのに…
勢い余った僕は、ほぼ日手帳 HONまで購入してしまった。
それは、未解決のメモページ問題を思い出してしまったからだ。

未解決のメモページ問題と測量野帳と

手馴染みでは、僕にしっくりくる、ほぼ日手帳weeksだけど、そのメモページの使用法を定められないままだった。

weeks MEGAは通常の3倍の213ページの方眼メモを抱え込んでいる。
しかし、ユビキタス・キャプチャーという名の高級落書きに勤しむ僕の1年間には、ちょいと足りない。

こんな中途半端な時期にほぼ日手帳weeksに舞い戻る | ALOG

じゃあ、通常版のweeksにしたとしても、それでさえ69ページの方眼メモを抱え込んでいる。
それを全く使わずに放置するのかい?

僕がファーストチョイスで測量野帳に手を伸ばすのは、長年の付き合いによる手馴染みもある。
だが、フォーマットもページ数も、なんだったら価格なんてことも気にせず、制限なく書き潰していくことができるからだ。
書き終えたら、すぐ次に手を伸ばせばいい測量野帳と違って、ほぼ日手帳weeksは、どうしても一冊で完結しているノートだと思うから、残りページを探ってみたりする。
これくらいで今日はやめといて、明日のために取っておこうなんて頭によぎってしまう。

以前、目にした樋口真嗣監督のインタビューに強く共感したことを覚えている。

僕の場合は、表紙の硬い高級なノートが世の中にあることは知っているけれど、きっと、ページがもったいないからこのくらいにしておこうかってなるから、ダメなんです。
その点、野帳は一切遠慮しないでいい。どこまででも突っ走って書き続けることができる。

潜入!「シン・ウルトラマン」樋口真嗣監督の発想力の源に迫る|コクヨ ステーショナリー

だからファーストチョイスに測量野帳を選んでしまうのなら、ほぼ日手帳weeksのメモページは全く役割がダブることになり登板機会が回ってこない。
それは無駄なことであり、何よりノートが白紙のまま放置されるのって悲しいじゃない。

キャプチャー&サルベージ

だから、今回、ほぼ日手帳 HONを購入することで、測量野帳と役割をキッパリと明確にした。
そう、キャプチャー&サルベージ。

ヤチョーには、ひたすらユビキタス・キャプチャーの担い手として、ガシガシ書きなぐさせてもらう。
Day Oneにも、デジタル側では、その役割を担ってもらうことになる。

そしてガシガシ、キャプチャーされたものの中から残しておきたいものをサルベージして、ほぼ日手帳 HONの1日ページに転記する。
文章でなくてもいい。
文章であってもいい。
とにかく、キーワードのようなものをタグクラウドのように書きつけておけばいい。

おそらく日記にしてしまうと、僕にはスペースが足りないはずだ。
日記の流派においては、僕はDO派でもTHINK派でもない。
Feel派だ。
コンスタントに書かない割に、書くとなると何ページにも及んでしまうという習性を持っている。
だから、この1日ページは、キーワードが浮かんで羅列されてるくらいの役割を果たしてくれればいい。

ほぼ日手帳 HON A6

1日ページにそこまでの役割とスペースを与えなかったのは、サイズを優先させたかったからだ。
今回は、どうしてもA6にしたかった。
持ち運ぶための重さとかそんなんじゃない。
手に収まるサイズにしたかったのだ。

結局、手馴染みの問題でA5サイズのプランナーからほぼ日手帳weeksに舞い戻った僕には、手に収まる狭さが重要だったからだ。
手に余るようだと、また、ほぼ日手帳weeksに舞い戻ってしまう。

カバーの必要ない、このHONというパッケージは、A6サイズのコンパクトさを際立たせてくれる。
取り回し感は申し分ない。

タイ&チーフ 干支のスネークトイ

今回、僕が選んだのは、「タイ&チーフ」シリーズの干支のスネークトイ
カラーズばっかり使っていた僕は、うさぎの可愛さに惹かれてジャケ買いした時に、その手触りの良さを初めて実感した。
「タイ&チーフ」は、カラーズより、ふくよかな心地よさがある。

そう、僕は買うつもりのなかったほぼ日手帳2023 weeks 英語版 タイ&チーフ/うさぎを衝動買いしてしまった。
だってしょうがないじゃないか。
あんなに可愛いウサギと目があってしまったんだ。
しかも、そのウサギは四葉のクローバーをくわているんだぜ…

ほぼ日手帳2023 weeks 英語版 タイ&チーフ/うさぎを衝動買い | ALOG

この先は、もう、この干支のシリーズでいいかなと思ってる。
正直なところ、デザインが好みじゃない年もある。
だが、コレクションのつもりで続けていけば、好みじゃないものが混じっているのも、また一興。
それに、万事塞翁が馬。
何年か経てば、そのデザインの見方も変わろうともいうものだ。
そう、来年は、午年。
ようやっと、僕のターンが回ってくるわけだ。

例によってインデックスクリップ

例によって、インデックスクリップを装着してセットアップ。
ただ、まだ、栞は取っ払っていない。
このHONのパッケージなら、栞も活かせるかもしれないと思って、一旦、放置している。

下敷きは使わないかも

せっかくHONにだけセットされているオリジナルの下敷きだけど、僕は使わないかもしれない。

あんまりペンを引っ掛けて持ち歩く習慣がない。
では、下敷きだけで使えばいいじゃないかと言われれば、そうなるとペンホルダーの出っ張りが、邪魔になる。
いっそペンホルダーを取っ払うかとも思ってはいるが、今のところ、留保中。

トモエリバーS

今さらではあるけれど、ほぼ日手帳の紙はトモエリバーから、トモエリバーSに変更されている。

「ほぼ日手帳2024」では、紙が変わります。その理由をご説明します。また、新しい紙「トモエリバーS」ができるまでを工場見学してきました。

新しいほぼ日手帳の紙「トモエリバーS」のこと。 – ほぼ日手帳マガジン – ほぼ日手帳

僕は万年筆ラバーではないので、あんまりどーのこーのはわからない。
ただ、僕が手放せなくなったサクラクラフトラボ005との相性がいい。
トモエリバーSの謳い文句であるスッキリ感のせいか、サクラクラフトラボ005の水性顔料ゲルインキのぬるサラ感のサラの部分がより強調される。
なんというか、あと口がいい感じがする。

こんなに気持ちいいのなら、いっそ、ほぼ日の無地ノートを購入して、僕にとっては手付かずの分野、手書きの日記を始めてみようか…

ほぼ日手帳とあわせて企画したオリジナル文具雑貨シリーズです。トモエリバーでできた、180度パタンと開く、中が4色に分かれた方眼ノートです。ほぼ日手帳オリジナルと同じ3.7ミリ方眼で、240ページを収録。オリジナルサイズ用のカバーをかけて使うことができます。

ほぼ日の無地ノート(A6・A5) – 文具・雑貨ラインナップ – 文具・雑貨 – ほぼ日手帳 2025

いや、モーニングページとか、そういうのでもいい。
と考えていたら、またも、新しいジャーナリング手法が編み出されたようで…

私がたどり着いた生産性システムは、2つのジャーナリング手法を融合させたものです。それが「バレットジャーナル」と「インターシティシャル・ジャーナリング」です。

Apple noteで仕事が捗る! 「合体ジャーナル術」が最強だった | ライフハッカー・ジャパン

押しも押されぬ有名人であるバレットジャーナルとは違って、インターシティシャル・ジャーナリングというのは初耳だ。
ちょいとどんな感じか覗いてみようか。
ただ、僕がやっているジャーナルまがいのものは、生産性というお目にかかったことのない代物を向上させるためではなく、ただただ折り合いをつけるためにやっているだけのこと。
そういう意味では、書きたいときに気持ちよく書けるツールを、手書きとデジタルの両方で備えておけば、ただ、それだけで十分ではあるんだよね…
しかし、新しい手法の中に、また気持ちよくキャプチャーするためのヒントがあるかもしれない。
ここは貪欲に探求してみることにしよう…

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