来年、年男である僕にとって、駆ける馬を手に入れることは、揺るがない決定事項であった。
ただ、手帳会議の常として、時間が経つと、その決意が揺らぎそうになる。
というわけで、揺らがないうちに、それを手に入れておくことにした。
そのおかげで、図らずも届いたその日は誕生日だった。
MEGAでもなく、英語版を手に入れたのは、余分なものを削ぎ落としたかったからだ。
クリーンな表記の英語版
言語使用率が日本語100%である僕が、英語版を選ぶ最大の理由は、そのクリーンな表記にある。
僕にとっては、あまり重要ではない情報が間引かれることによって、すっきりとしたレイアウトになるのだ。


<weeks英語版について>「和暦」「月の和名」の表記はございません。
情報源: weeks – 手帳タイプ別ガイド – ほぼ日手帳 2026


<weeks英語版について> 「六曜」の表記はございません。
情報源: weeks – 手帳タイプ別ガイド – ほぼ日手帳 2026
使わない「かな」キーに埋め尽くされたJIS配列キーボードが苦手で、20世紀の頃には、自腹ででもMacをUSキーボードに換装していた僕にとっては、こっちのクリーンな表記の方が居心地がいい。
六曜も、なんだったら祝日表記も、今の僕には、あまり重要ではない。

<weeks英語版について>「祝日」の掲載はございません。
情報源: weeks – 手帳タイプ別ガイド – ほぼ日手帳 2026
だから、自分の手で、もう少し控えめに祝日は記載している。
祝日は、それほど多くはないからね…
あなただけの年間カレンダー
僕が英語版を気に入っている大きな理由に年間カレンダーがある。
英語版では、自分だけの年間カレンダーが作成できる。
日本語版では、あなただけのImportant Datesのかわりに祝日一覧が印刷されている。

Important Datesといっても、誰かさんの誕生日に占められことが多い。
ただ、ここに書きながら、あれ、もうこんな歳になっちゃうのかと、時の移ろいというやつを噛み締めることもできる…
MEGAじゃなくても75ページ
僕にしては珍しくMEGAを選ばなかったのは、もうオールインワンは諦めて、分業体制にしたからだ。
ユビキタス・キャプチャーは、モレスキンのラージサイズに任せて、ほぼ日手帳 weeksにはOLD SCHOOLな手帳の役目を果たしてもらう。
だからこそ、なるべく余分なものは削ぎ落として、ミニマルに運用しようと思ったわけだ。
だが、それでも、MEGAでなくってもメモページが75ページもある。

weeksの巻末には、3.55ミリ方眼の 「方眼メモ」をたっぷり収録。 空間を区切って使いたいときに役立つ うすめの線「秘密の縦ライン」が すべてのページに入っています。 端にはページ番号を記しています。
<収録ページ数> weeks(1月はじまり):71ページ
weeks英語版(1月はじまりのみ):75ページ
weeks MEGA(1月はじまりのみ):215ページ
weeks MEGA英語版(1月はじまりのみ):219ページ
weeks – 手帳タイプ別ガイド – ほぼ日手帳 2026
まあ、ここはテキトーに、残しておきたいものを見つけたら記しておく特設ページとしておいておこうと思う。
たまたま、見つけたムーミン80周年の日付印でも押しといて、忘れたくない日を忘れないようにしておこう。

ロボットがもらえないから
今年のほぼ日ストアの購入特典は、とっても心くすぐられるものだった。

ほぼ日手帳の公式サイト(ほぼ日オンラインストア)、実店舗の「TOBICHI」(東京・京都)、ほぼ日が主催するイベントでほぼ日手帳2026の「本体」をご購入いただいた方に、ほぼ日ストア購入特典をご用意しました。
ちいさなロボットのペーパーウェイトを、使わなくてもデスクの片隅に置いておきたいなぁ…と思っていたのだ。
だが、weeksは対象外。
それならばと、送料のかからないAmazonから手に入れることにした。
ジェットストリームは、もう使わないんだよねぇ…

さて、これで準備万端。
駆ける馬は、英語名もGalloping Horsesと勇ましい響きがある。
本当に月並みな表現だが、いい年にしたいよね。
ただ、その手前の今年の残り数ヶ月も、諦めてるわけじゃあないんだぜ…