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Tumblr フォロワー 7,000人を超えていた

ふと見たら、Tumblrのフォロワー数が7,000人を超えていた。
Tumblrとは、ソフィストケイトされた原始インターネットと表現できるだろう。
余分なものを削ぎ落としつつ、Tumblrセカイは安定運行中というところだろうか。

5年で2,000人

フォロワー数5,000人を超えたのが、およそ5年前のこと。

Tumblrのフォロワー数が5,000人を超えた。 tumbleloggersの皆様におかれましては、Tumblrの居心地の良さは十分に実感されているはずだ。 そうして、コロナウイルスが世界中に引きこもりを強制している今、その「ゆるさ」はセカイで必要とされている。 そんなセカイのためにTumblrは、ユーザーも投稿できて、TumblrスタッフがキュレーションするTumblrブログを立ち上げた。

Tumblr フォロワー5,000人を超えて感じること | ALOG

この5年間で2,000人しか増加しなかったのは、前にも増してTumblrのダッシュボードに潜り込む時間が減少したせいだ。
いや、決してTumblrへの愛情が薄れたわけじゃない。
潜り込むための、まとまった時間が、取りにくくなったからだ。

割り込むYouTube

そうか…
僕の中で時間を占める割合が増えてきたのは、YouTubeなのかもしれないね。
決してポジティブに視聴しているわけじゃないんだけれど、YouTubeが、僕をくすぐるアルゴリズムを発動し、次から次へとおすすめを提示してくる。
ほら、これも見たいでしょと。

ひとつひとつの動画の時間は、それほど大きくないけれど、重ねていけば、やっぱりそれなりの時間になっていく。
テレビを見る時間は、本当に減少したけれど、際限なく観れるYouTubeの時間は増えるばかり。
まあ、フジテレビの10時間を超えた記者会見は異例だとしても。

ただ、最近は、YouTubeにも疲れを感じ始めた。
サムネールに釣られてみても、一向に、その主題には触れない動画。
無尽蔵に湧いてくる、一律に流暢に早口で喋るYouTuberたち。
スキップしたり、早送りしたりしながら、途中で辞めてしまうことも多くなった。
だから、チャンネルを登録してあっても、シカトすることも多くなった。
ただ、なおしまの動向だけは、気になるが…
がんばれ!なおしま

静かなインターネット

そうして、あらためて、Tumblrのダッシュボードに潜り込むと、静かだ…
ここは、ソフィストケイトされた原始インターネットだ。
流暢に喋る誰かさんの代わりに、GIFがぐるぐる回ってる。
SNSには偏った悪意が蔓延っているが、ここの土台には、フラットな善意が根付いている。
原始インターネットが、そうであったように…

いっそ、ログインしたら、ピー!ガガーッ!って、モデムアクセスの効果音を流してくれればいいのに。
そうなれば、より一層ダッシュボードに潜り込めるというものだ。
みんなが寝静まった真夜中に…

フォロワーじゃない

便宜的にフォロワーと記載しているが、Tumblrセカイにおいては、それは正確にはフォロワーではない。
パスを回し合う相手というか…
そうしてみんな、無言でキラーパスを送りあう。

だから、結局、グループチャットの機能なんて短命で終わってしまった。
新しくコミュニティなんて機能も登場したが、どうなるだろう?
ソーシャルな人間ではない僕は、全く使っていないけれど…

自分の価値観を大事にする寡黙でスタンドアローンな人たちが、ある接点でつながりあう。
そんな居心地のいいセカイ。
彼らはリテラシーが高く、そのことがTumblrにマネタイズというものが根付かない原因にもなっている。
詐欺まがいの政治屋のフォロワーになるだけでは済まず、金まで吸い取られて養分になっているような輩は、ここには存在しない。

フォロワーという存在ではないからこそ、僕にも、7,000という数字が表示される。
純粋にフォロワーが表示される他のSNSでは、サウザンドなんて、遥か彼方。
それは、このWordPressの方の、はやらないブログも同様のこと…

「俺に部下はいない。いるのは仲間だけだ。」

フジテレビがこけていなければ、復活が確定していた青島クンは、そう言った。
謹んで、その名台詞を引用させていただこう。

「俺にフォロワーはいない。いるのは仲間だけだ。」

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