YouTubeのNFL公式チャンネルが、J.J.ワットの2015シーズンベストプレイ集を公開中。
残念ながら、彼の「今年」は終わってしまったけれど、残したインパクトは相変わらず凄まじい。
https://www.youtube.com/watch?v=_FRfYoQ8MoU
バリー・サンダースのように3.5次元を走れるRBがいれば、それは一人でディフェンスシステムを破壊できる。
では、ディフェンスで、一人でオフェンスシステムを破壊できるポジションがあるとすれば、それはDLだろう。
そこにJ.J.ワットのような男がいれば、ほんの数ステップで、オフェンスコーディネーターが不眠でこしらえたスクリプトをただの紙切れに変えてしまう。
おまけにワイルドキャット
スーパーアスリートのJ.J.ワットは、オフェンスでもしばしば活用されている。
先日のWild Cardでは、ワイルドキャットで登場。
その昔、Redskinsのジャンボやヘビージャンボという体型が話題になったことがあったが、ビンス・ウィルフォークまでブロッカーに投入したソレは、ワイルドキャットというよりもリアルレイザーバックスだ。
そのプレイは、動画の1分45秒あたりから
https://www.youtube.com/watch?v=FKrjLI40VNU
おまけにいいやつ
その獰猛なプレイぶりに反して、彼にはいい人エピソードも山のようにある。
たまたま見かけた少年フットボールの練習にふらっと立ち寄ってスピーチしたり、ファンの上司に手紙を書いてあげたり、友達だと公言する少年のために友達ぶりをInstagramで証明したり…
しかし、いかにオフフィールドでナイスガイであろうとも、日曜日を憂鬱なものに変えられてしまう対戦相手にとっては、悪夢としか呼べない存在ではあるだろうが…