Amazonプライムの会員になってよかったと実感することは度々あった。
そして、今回も、その実感をより深く感じることになった。
なんと、傷だらけの天使がAmazonプライムに降臨!
会員特典として、全26話を無料で視聴できるようになっていた。
制作陣も出演者も濃いキャラだらけで、今となって明かされている裏話も面白い。
水谷豊が、実質的には俳優を辞めていて、アルバイトとして参加していたとか。
あの伝説のオープニングロールを見れば、そんなこんなも吹き飛んで、あの名ばかりのペントハウスに引きずり込まれていくけどね。
右も左もわからなかった正真正銘のハナタレ小僧だったあの頃の自分と、相変わらず右も左もわからないけれど、酸いも甘いもいやというほど噛み分けた現在の自分では、感じることも変わっているだろうか。
天使ではないことがよくわかった自分だからこそ、彼らの天使っぷりがよく見えるようになっているかもしれないね…
30年後の続編「魔都に天使のハンマーを」
あの最終回から30年後の物語が描かれた小説がある。
あの矢作俊彦によるものだ。
以前、超大断捨離を実行した際に処分してしまっていて、再度購入しようとしたら、もう新刊は流通していないんだね。
それこそ、町場の書店さんを訪ね歩けばあるのかもしれないが。
彼の書籍は、電子化されることも少なく、新刊としては流通していないことも多い。
だから、以前も、こちらの書籍のハードカバーの単行本の、いわゆる「中古品」を購入した。
丁寧に取り扱うよう注意書きがなされたラベルで届いた「中古品」と呼ばれる書籍は、信じられないくらい状態が良かった。
グラシン紙のカバーが装着されており、その下のオリジナルの装丁も、もちろん傷んでいない。
当然、中身もまっさらで、以前自分が持っていたものの方が遥かに傷んでいた。
なにせ、当時のアンケート葉書までピンピンの状態で挟んでたあったくらいだから。
もうそろそろ手を打たないと消えてしまうかもしれない彼の著書の電子書籍化も望みつつ、コレクター欲も刺激されている今日この頃…