2022年 ほぼ日手帳weeks MEGAと測量野帳で行こう!と決定し、ぼちぼち使い始めている僕だけど、あわせて筆記具も更新することにした。
最重要課題は、万年筆用の深い青のインクを見つけること。
ついでにLAMY Safariもキャンディー マンゴーにアップデート。
LAMY ラミー ボトルインク クリスタル アズライト
いわゆるオリジナルのブルーインクは浅い、ブルーブラックのくすんだ感じは、しっくり来ない。
ただ、深い青のインクが欲しい。
STABILO バイオニックワーカーが気に入って手放せなかったのは、書き味だけではなく、その深くて濃いブルーという色に惹きつけられていたからだと気がついた。
あーだこーだうるさい割にインクの知識が欠如している僕が、このインクを選んだのは、ある種のギャンブル。
いろんなインクを見てみたけれど、ディスプレイを通したそれでは、ほんとのところはわからない。
しかし、2021年最後のギャンブルは大成功。
思っていたよりも、もっとずっと理想に近い「青」だった。
ほぼ日手帳weeks MEGAのトモエリバー
ほぼ日手帳weeks MEGAに実際に書いてみたサンプルがこちら。
字の下手さ加減はスルーして、色合いだけチェックしてね。
トモエリバーには、やっぱり万年筆が気持ちいい。
青インクにこだわるのは、ほぼ日手帳weeks MEGAのトモエリバーがオリジナルと違ってクリーム色だから。
さらに、オリジナルより方眼の間隔が狭い。
そこに黒インクで下手な字を重ねていくと、読み返すときに本当に汚く感じてしまうのだ。
もう字が上達することもないけれど、きちんと余白をとって、よい青のインクがあれば、充分に読み返すことは可能になる。
アップデートした野帳のグレー方眼
野帳に書いてみたサンプルはこちら。
スタイリッシュかつ実用的なアップデートによって採用された薄いグレーの方眼にも相性がいい。
ペン先はEFで
原稿用紙に書き殴ることなど全くなく、ユビキタス・キャプチャーや手帳に用いられる僕の万年筆は、やっぱりEFのペン先がしっくりくる。
カリカリ感は好みが分かれるところだろうが、数年使ってくると、その感覚にも慣れてくる。
ただ、インクフローが悪くなると、カリカリ感はガリガリ感に変わって一気に不快になる。
これは僕の完全な思い込みかも仕入れないが、カートリッジではなくボトルインクを使うとインクフローが良くなる気がする。
EFの細さをキープしながら、さらさらかける滑らかさが感じられて気持ちいい。
LAMY safari candy mango
僕にしては珍しく、「白」以外のSafariを選んだ。
これまでは、ゲン担ぎの「白」ばかり選んでいた。
「白」という色を選んでいるのは、もう何度も引用させてもらっているけれど、僕にとってのゲン担ぎなのだ。
売り上げの低迷が続く1983年、最後のチャンスということで、ボディーのカラーをツヤのある、ホワイトのSafariを発売。これが従来の万年筆では考えられなかったスタイリッシュなデザインオブジェとして、学生や若者の指示を得て、ヒット製品に。万年筆に「白」という色が使われた最初のモデルになります。情報源: LAMY “Safari” | AssistOn
情報源: 2019 ほぼ日手帳 weeks MEGAの予習とLAMY 万年筆サファリEF | ALOG
ひとつには、2020年の限定モデルはキャンディーカラーを採用している割にクリップまで同色であるという珍しさ。
マットなマンゴーカラーも、健康な卵黄のように濃い黄色で好みだ。
気分を変えたくて、ほぼ日手帳weeks MEGAも問答無用のブライトカラーである黄色のサンシャインを選んだけれど、その後、あることに気がついた。
来年、2022年は寅年だ。
寅が帰ってくるのなら、その色にあやかるべきだろう。
2021年も終わろうというときに、2020年の限定モデルに手を出すのには、そうした理由がある。
現物の色合いの良さに、その選択が間違いでなかったことは確認できた。
そういえば、2022年、おふくろ様は、もう何セット目かの年女か…