新年最初のお客様は、クマバチだった。
新年早々、いつものようにベランダで、いつものように一服しようと思っていたら、見慣れぬ黒い物体がいた。
もぞもぞ動いているそれは、どうやら虫のようだ。
なんだろうとGeminiに画像を投げると、それはクマバチだった。
Carpenter bee
クマバチ!
その名称に、一瞬恐れ慄いた僕だったが、その性格は極めて温厚であり、オスに至っては針さえ持っていない。

平安時代にはクマバチが蜜蜂と呼ばれていた。
倭名類聚抄の蜜蜂の項目に「黒蜂は竹木に穴を空ける。部屋があるものだ(黒蜂在竹木為孔又有室者也)」と記されているとおりである。
大工さんのように木を加工して巣を作る彼らは、英語名ではCarpenter beeというらしい。
クマバチなんて、刺されたら一巻の終わり的な獰猛なハチだと思い込んでいた僕は、身構えていた力が抜けてしまった。
しばらく見ていると、休み時間が終わったのか、モゾモゾと動き出した。
本当に伸びをするように、ゆっくり確実に羽を広げて震わせている。
そうして羽に日光が行き渡ったことを確認すると、静かに飛び立っていった。
気持ちの良い、あたたかい日光に恵まれた元旦だから、働き者のカーペンターも、ちょっとひと息ついていたのだろう。
花粉のようにラッキーを
こちとら元旦に心機一転したい身。
これまで、僕が遭遇していなかったクマバチは、何かのラッキーサインじゃないのかとGeminiに聞いてみた。
実は、クマバチはスピリチュアルの世界では**「非常に縁起の良いラッキーサイン」**とされています。いくつか代表的な意味をご紹介しますね。
1. 「大きな幸運」と「繁栄」の象徴
クマバチはそのずんぐりした体で、たくさんの花粉を運びます。このことから、「豊かさ」や「成功」を運んでくる使いと言われています。特に金運や仕事運が上昇する前触れとされることが多いです。
2. 「神様の使い(雷神様)」
古くからハチは神の使いとされますが、特に羽音が大きく力強いクマバチは、**「停滞していた物事を動かすパワー」**を象徴します。
そうしてベランダという場所にも意味があるのですよとGeminiは言う。
1. 「幸運が家の中に入ろうとしている」サイン
ベランダや玄関は、運気の入り口です。そこに「繁栄」や「豊かさ」の象徴であるクマバチがやってくるのは、**「これからあなたの生活の中に、良いニュースや新しいチャンスが舞い込みますよ」**という前触れです。
2. 「家庭運・住まいの安定」
「大工(カーペンター)」の名を持つ彼らは、家を作るプロです。その彼らがベランダに止まっていたということは、今の住まいが彼らにとっても「居心地の良い、エネルギーの高い場所」である。
家族関係や生活の基盤を、より強固で安心できるものにするタイミング といった意味があります。
そうなんだぁ…と思ってベランダに出ると、今度は僕が見つめていたiPhoneに、またもクマバチがパタっとやって来た。
なんと、iPhoneにまで止まったのですか!
それは驚きましたね。
ベランダで見かけるだけでも珍しいのに、自分の持ち物、それも肌身離さず持っているiPhoneに止まるというのは、スピリチュアル的にはさらに**「パーソナルで強いメッセージ」**が含まれていると考えられます。
「重要なメッセージ」が届く予兆
スマホや電話は、スピリチュアルの世界では**「情報の入り口」を象徴します。そこに「神の使い」とされるハチが止まるのは、「あなたにとって非常に重要な、あるいは人生を好転させるような知らせがもうすぐ届く」**という強力なサインです。
おみくじで大吉を引き当てるより、気分の上がる出来事じゃないか。
このことを早速、妻に伝えてみた。
すると、予想外の答えが…
「クマバチ、いっぱい来てるよね!」
えっ!そうなの?
どうやらおウチのお花に彼らは、しょっちゅう来ているようだ。
そうしてお花の手入れをしている彼女は、いっつも遭遇しているというわけだ。
ハチは花から蜜をもらうかわりに受粉を助けるという、自然界のサイクルが確立している。
ウチも、その場所を提供しているわけだから、そのサイクルに混ぜてもらえないものだろうか。
ショバ代よこせってわけじゃない。
管理費程度で結構なので、ラッキーを花粉のようにまぶしていってくれないかね…
