今年のSuper Bowl 50に望むものを、僕はずっと二つのうちで迷っていた。
どちらを神様にお願いするべきか…
一つは、たった一人の一つのプレイで勝ちを阻まれたシーホークスのリベンジとしてのスーパーボウル。
そう、去年の後半戦として。
そしてもう一つの選択肢は、もう春を待つ時間がなくなってしまったペイトン・マニングのあたたかな最後の花道。
Seahawks vs. Broncos: Groundhog Day
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共通している敵役は、強大な力を持った自称愛国者たちだ。
なにせ彼らは、ダークサイドのフォースを使って、ボールの空気圧をコントロールしたり、サインを盗んだりできるのだから。
彼らを、檜舞台で打ち負かすには、ペイトン・マニングに負けてもらわなければならなかった。
それは、いかにシーホークス贔屓の僕としても辛いところ。
幸か不幸か、都合よくシーホークスは沈んでしまった。
これで、心置きなく、彼の花道を神様にお願いすることができる。
AFCチャンピオンシップという舞台
ボウルゲームの華やかさが含まれるスーパーボウルよりも、その切符をかけた手前の戦いの方が、実戦の頂点の匂いがする。
当初、最後になると噂されていたレギュラーシーズン中の対戦は叶わなかったが、こうして最高の舞台で、おそらく最後になるであろう直接対決を見られることはありがたい。
そして、NFL公式チャンネルでは、早速これまでの彼らの激闘Top 10を公開した。
エピソード17
今度が17回目のエピソードで、そしておそらくラストエピソードだ。
次が最後？ブレイディとマニングが通算17回目の対決へ
AFCチャンピオンシップで対戦するブレイディ（左）とマニング。Kirby Lee/NFL/AP Photo/Joe Mahoney 【画像クリックで拡大】 …
スターウォーズのそれぞれのエピソードでは、ある時はシスが勝ち誇り、ある時はジェダイが帰還を果たす。
そこに、引き分けなどと曖昧なものは存在しない。
今回も、はっきりとした結果が出るだろう。
できるならそれは、ずっと春を待ち続けたマニングに、あたたかなものであってほしい。
だから、予想などつかぬこの最後の対戦のサブタイトルは、希望を込めて、先走って付けさせていただく。
そう、「マニングの帰還」と。