ニューヨーク・ジェッツが2019シーズンに着用する新ユニフォームを発表した。
久しぶりにヘルメットにも採用されたグリーンは、The Gotham Greenと誇らしげだ。
情報源: New York Jets | New Uniforms
The Gotham Green
情報源: The Gotham Green Uniform in Photos
The Spotlight White
情報源: The Spotlight White Uniform in Photos
The Stealth Black
情報源: The Stealth Black Uniform in Photos
発表会の様子を見ると、ファンの歓声がひときわ高かったのが、ステルス・ブラックだった。
ブラック・ジャージって、やっぱり人気あるんだね。
まあ、失敗した49ersと違ってグリーンとブラックは相性がいいから、確かにカッチョいい。
僕にとってのJETSは、グリーンのヘルメットだ。
マイナーカレッジの出身ながらチームを引っ張っていたQBケン・オブライエン、ゴムまりみたいに弾むように走っていたRBフリーマン・マクニール、パスキャッチするたびに客席から「トゥーン!」の大合唱を引き起こしていたWRアル・トゥーン、OLを木偶の坊のように弾き飛ばしていたDEマーク・ガスティーノ。
そして、TEはミッキー・シュラーだった。
ニューヨーク=ゴッサム・シティ
The next generation of New York Jets football starts now.#TakeFlight pic.twitter.com/dltSD95GkV
— #TakeFlight (@nyjets) April 4, 2019
J. B. Smooveが登場するビデオは、タフでリアルな街、ニューヨークのニオイをプンプンと漂わせている。
それは、シナトラのニューヨーク・ニューヨークが似合うおすましした都会とは、ふと味もふた味も違う。
ダークナイトやアーカイムの囚人たちが跋扈するゴッサム・シティにイメージをダブらせているのかと思ったら、もともとゴッサムはニューヨークの異名だったようだ。
「ゴッサム」は1939年にバットマンが導入される前から、ニューヨークの異名としてよく知られたニックネームだった。ニューヨークを「ゴッサム」と初めて呼んだのは1807年11月11日にワシントン・アーヴィングがニューヨークの文化と政治について書いた記事である。アーヴィングは、イングランドのノッティンガムシャーにあるゴッサムの民間伝承から名前を取った。
情報源: ゴッサム・シティ – Wikipedia
さらに、ゴータムの賢人 (Wise Men of Gotham)の逸話にもとづくならば、今年こそはJETSが馬鹿者のふりをやめて賢人ぶりを発揮する年になるのかもしれない。
普段は馬鹿者を演じながら、いざとなればヒーローに変身するのはブルース・ウェインだけではないはずだ。
JETS関係者とファンの皆様、2019シーズンは、どうかよいフライトをお楽しみくださいませ!
オール・オア・ナッシング~ロサンゼルス・ラムズの軌跡~ (字幕版)