言い出しっぺなのに、タイトエンドの日を怪我で欠場してしまった49ersのTE ジョージ・キトル。
しかし、ここんとこ、その欠場を補ってあまりある大活躍を見せている。
そうしてついに、NFLのTE史上初めての記録を樹立した。
それは、あのテレル・オーウェンスに並ぶものだ。
タイトレシーバーとして最大ヤードを記録
The People’s Tight End balled out in Week 13. 💪@gkittle46 | @49ers | #FTTB pic.twitter.com/BtuqrQDLQ7
— NFL (@NFL) December 7, 2021
NFL 第13週のシアトル・シーホークス戦では、181ヤードを記録した。
そのうち155ヤードは、タイトレシーバーの位置にアラインして記録したもの。
ここにアラインするレシーバーが115ヤード以上を記録するのは、Next Gen Stats始まって以来のことだ。
George Kittle had most of his production aligned tight, catching all 6 of his targets for 155 receiving yards and 2 TDs (+50 YAC over expected).
Kittle is the first player to have more than 115 receiving yards aligned tight in a game since 2016.#SFvsSEA | #FTTB pic.twitter.com/l0VnKaFh13
— Next Gen Stats (@NextGenStats) December 6, 2021
しかも、サイドライン側を駆け抜けていった、信じられない彼のランを見てわかるように、彼はランアフターキャッチで最も予測値を上回る男なのだ。
TEの中だけではない。
全てのポジションの中でだ。
Jimmy Garoppolo & George Kittle (48-yd TD)
Kittle gained 45 yards after catch, +34 over expected according to our model, his most YACOE on a play since Week 9, 2018.
Kittle leads the NFL in YACOE since 2017 among all position groups (+662, 104 more than Kupp).#SFvsSEA | #FTTB pic.twitter.com/kqTtBT9NnX
— Next Gen Stats (@NextGenStats) December 5, 2021
1つのゲームで6種類のルート
NFL 第13週のシンシナティ・ベンガルズ戦では、151ヤードを記録。
彼はここでも、全てのポジションを通して最大のことをやってのけた。
6種類のルートで、それぞれ2回のパスキャッチを記録した。
George Kittle had multiple receptions on six different routes in the 49ers Week 14 victory, the most in a game by any player over the last four seasons.
Kittle Receptions by Route
🔹 Hitch (2), Cross (2), Flat (2), Out (2), Post (2), Slant (2), Corner (1)#SFvsCIN | #FTTB pic.twitter.com/X6lcIRb6kQ
— Next Gen Stats (@NextGenStats) December 13, 2021
NFLのTE史上初めての記録
A man on a mission. @gkittle46 became the first TE in @NFL history to register 150-or-more rec. yds. and 1 TD in back-to-back games. He’s the first member of the 49ers to accomplish the feat since WR Terrell Owens in 2002.#ProBowlVote pic.twitter.com/sgvKxUmnq9
— San Francisco 49ers (@49ers) December 13, 2021
150ヤード以上のパスキャッチと、ひとつ以上のTD。
それを連続で達成したのは、NFLのTE史上、彼が初めての選手となる。
49ersの歴史においても、2002年に、あのテレル・オーウェンスが達成して以来のことだ。
National Tight Ends Dayの新しいアイコン
その目覚ましい活躍に、タイトエンドの日の新しいアイコンにしてはどうかという意見まで出ている。
New logo for National Tight Ends Day? Need to see this silhouette on a t-shirt @gkittle46 @49ers @gmfb @nflnetwork pic.twitter.com/VCF7S6jKU1
— Will Selva (@WillSelvaTV) December 13, 2021
ところが、現在のアイコンになっているのは、タンパベイ・バッカニアーズのTE ロブ・グロンコウスキー。
こちらも絶賛大活躍中!
直接対決で白黒決めるのが、クラシックでシンプルだ。
だが、レギュラーシーズンでは、両者の対決はない。
対戦するならプレイオフしかないけれど、49ersがねぇ…
と思っていたら、49ersがワイルドカードに進める可能性が、グッと高まっていた。
もし直接対決が実現したら、その時は National Tight Ends Bowlとなるわけだ。
ふたつのアイコンが並んだ記念Tシャツがリリースされたら、間違いなく買ってしまうよね…