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NFL 2021 「Be water カージナルス」

ついに1974年以来の開幕5連勝となったアリゾナ・カージナルス。
サンフランシスコ 49ersとの接戦を制した原動力。
それは間違いなく、勝負の4thダウンをことごとく阻んだディフェンスだった。

Goal Line Stand

この日の49ersは果敢だった。
第3週、ギャンブルを選択しなかったことで勝てる見込みを手放ししてしまった49ers。
その反省を活かしてか、この日は4th & ショートのシチュエーションに果敢に挑んだ。

しかし、その試みは、ことごとくカージナルスのディフェンス陣に阻まれた。
その中には、49ersのFB カイル・ユーズチェックがQBに入って行われたスニークも含まれる。

ただやはり、最大の山場は、第2Q早々のゴールラインディフェンスだろう。
最終的な点差から見れば、直接の勝因とも言えるポイントだったはずだ。

これまで、QB カイラー・マレーが引っ張るオフェンスの爆発力に脚光が当たっていた。
しかし、A Game of Inchesを凌ぎきれるディフェンス力もあるとなれば、いよいよスーパーボウルリングまで一直線ということになるのだろうか?

Be water カイラー・マレー

この日の、カイラー・マレーは、爆発的に得点を重ねることはできなかった。
しかし、厳しいディフェンスにあいながら、要所で難しいパスを成功させドライブを継続させた。

ひらりとかわして自ら5秒以上の時間も作れる男。
そんな彼のパッドには、あのブルース・リーの姿が!

彼がブルース・リーのファンかどうかは不明だが、公式はさっそくこんなものを公開している。

Be water, my friend

宮本武蔵に遡ると言われるブルース・リーの有名な言葉だ。

自在に姿を変えることができ、どんなものでも破壊する力を持つ。
そんな水のような存在になるのだ。

オフェンスが思うように行かなかれば、ディフェンスが凌いでみせる。
今のアリゾナ・カージナルスには、水のような強さがあると言ったら褒めすぎだろうか…

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