いまだ7戦全勝と負けなしのアリゾナ・カージナルス。
彼らの強さは、オフェンス力だけではないことはもう証明されている。
そのディフェンスの強力パスラッシュをNext Gen Statsが解説。
NFL1位のパスラッシュからのターンオーバー
The Cardinals pass rush has made a large impact, causing 10 turnovers from pressure this season (10% of all TO-QBP in the NFL).
J.J. Watt, Chandler Jones, & Markus Golden are all tied for the league-lead with 3 turnovers caused by pressure each.#RedSea pic.twitter.com/CZxaGP6sFt
— Next Gen Stats (@NextGenStats) October 25, 2021
その強力なパスラッシュが与えたプレッシャーにより生まれたターンオーバーは10!
もちろん、リーグトップ!
注目すべきは、トップ3に3人も名前を連ねていることだ。
誰かひとりに重点を置いてプロテクションをしようなんてプランは用いることはできない。
オフェンスラインたちは、居並ぶ3人の重圧を受け続けねばならないのだ。
マーカス・ゴールデン
その3人の中でも特にチームを引っ張るのが、マーカス・ゴールデン。
QBサック 6はリーグ7位だが、ファンブルフォース 4はNFLトップ!
パスラッシュからのターンオーバーも含めれば、相手チームからボールを奪うことに多大な貢献をしている選手ということになる。
セイフティーまで献上してしまい、なかなか波に乗ることができなかった第7週のゲーム。
主導権を手放さなかったのは、間違いなくディフェンスの働きによるものだ。
第5週に圧巻のGoal Line Standを魅せたディフェンスの実力は本物だ。
オフェンスにもディフェンスにも隙の見えないアリゾナ・カージナルス。
彼らが敗戦を喫するとき、それはどんなシナリオになるのだろう。
それとも、今シーズンは、そんな場面に遭遇することはないのだろうか…