彼がつけているのは紛れもなくゴーグルだ。
でも、それは黒縁メガネにしか見えない。
インディアナポリス・コルツのキッカーであるロドリゴ・ブランケンシップは、いま注目の愛すべきキャラクターだ。
レゴ・マニア
There’s more to the man behind the rec specs. 👓
Whether he’s rapping or building Lego sets, @RodTheKicker3 puts his all into everything he does.
@Colts | #NFLFilmsPresents pic.twitter.com/jcJ1btcoIj— NFL Films (@NFLFilms) October 29, 2021
博物館のような彼の実家の部屋にあるのは、レゴだけではない。
トランスフォーマー、ポケモンカード、そして第二次大戦のバルジの戦いを再現するジオラマまである。
生粋のコレクターである彼は、コレクションの95%をまだ実家に置いている。
しかし、彼のフィアンセもご両親も、人柄の良さそうな感じがする。
どんな人に囲まれているかで、人となりは滲み出てくるものだよね。
ウォークオンから奨学金
ジョージア大学では、ウォークオンから見事に奨学金を勝ち取り、NFLにはドラフト外の契約ながら、見事にロースターに残った。
フィールドゴールを失敗すると、必ず成功するまでフィールドに居残り続けた積み重ねが実った結果だろう。
穏やかな見た目ながら、強烈な負けず嫌いを内包しているだろう彼。
第5週、怪我があったとはいえ、自身のミスで勝てる試合を落として落ち込む姿はせつなかったね…
第5週のマンデーナイトは、インディアナポリス・コルツのアップセットで幕を下ろすはずだった。 しかし、今シーズン、数々の激闘を制してきたボルチモア・レイブンズが、最後の最後にひっくり返した。 その時、どれほどの勝率が見えていたのかをNext Gen Statsが教えてくれる。
情報源: NFL 2021 レイブンズ勝率4%と一足早いNational Tight End Day | ALOG
そのレゴ愛から、デンマークからも表彰された彼。
次の表彰は、プロボウルだといいね。
しかし、ボルチモア・レイブンズのジャスティン・タッカーはオペラも歌えるし、キッカーには異才がそろう。
まあ、並みの神経じゃあんなプレッシャー耐えられないもんね。
裸足のキッカー
The Era of the Barefoot Kicker | NFL Films Presents
そういえば、僕がNFLを知るようになった頃、いちばん驚いたのが裸足のキッカーだった。
凍えそうなフィールドにひょっこり現れる、片方だけ素足のキッカー。
しかも、ひとりではなく、あちこちに当たり前に存在していたよね。
裸足のキッカーはもう絶滅種だけれど、独特のフィーリングだけは脈々と受け継がれているんだろうね…