第5週のマンデーナイトは、インディアナポリス・コルツのアップセットで幕を下ろすはずだった。
しかし、今シーズン、数々の激闘を制してきたボルチモア・レイブンズが、最後の最後にひっくり返した。
その時、どれほどの勝率が見えていたのかをNext Gen Statsが教えてくれる。
残り6分 4%
FINAL: Ravens 31, Colts 25
The #Ravens win probability was as low as 4% with just over six minutes remaining in the 4th quarter.
Baltimore’s win probability never exceeded 50% in the second half until overtime when they received the ball.#INDvsBAL | #RavensFlock pic.twitter.com/LtN5bvJX33
— Next Gen Stats (@NextGenStats) October 12, 2021
試合時間残り6分でAWSの機械学習が弾き出した勝てる見込みは4%。
同じ4%とはいっても、今年、テネシー・タイタンズが制した激闘のときより、ずっとグラフの形が悪い。
それもそのはず、4Q終了間際のフィールドゴールが決まっていれば、敗戦決定だったのだから。
コルツのキッカー Rodrigo Blankenshipは、第5週のキッカーたちの不調の総決算を背負わされているようだった。
NFLでは新しい記録はつきものだ。
しかし、今週は、エクストラ・ポイントのキックが13本も外れるという不名誉な記録が生まれてしまった。
オートマチックポイントにならないように改正されたルールが、今週まとめてその効果を発揮したのだろうか…
Week 5 saw the most missed extra point attempts in NFL history 😬 pic.twitter.com/GEFHOPiInz
— ESPN (@espn) October 12, 2021
TE マーク・アンドリュース
レイブンズのキーになったのは、TE マーク・アンドリュース。
ARE YOU KIDDING ME?!?!? @Mandrews_81 TWO-POINT CONVERSION!!!
TIE GAME!!!! pic.twitter.com/tdTQ7IUyzv
— Baltimore Ravens (@Ravens) October 12, 2021
National Tight End Dayが、彼にはいち早く訪れたような大活躍。
Next Gen Statsは、スロットにセットしたときが特に効果的だったと解説している。
Mark Andrews was effective when aligned in the slot, catching 8 of 10 targets for 122 yards and 2 TD vs the Colts. Andrews ran 25 of 33 routes from the slot tonight (76%).
Andrew on Hitch Routes
🔹 6 receptions, 67 yards, 2 TD on 8 targets#INDvsBAL | #RavensFlock pic.twitter.com/k8klq8Uc1o— Next Gen Stats (@NextGenStats) October 12, 2021
今年のレイブンズは、ここまで本当に激闘をモノにしてきている。
さすがのNext Gen Statsの機械学習でも、そんな勝負強さは数値化することはできないだろうね…