NFL 第8週のテネシー・タイタンズとインディアナポリス・コルツの一戦はオーバータイムにもつれ込む接戦となった。
またしても、接戦をモノにした、しぶといテネシー・タイタンズ。
そんな接戦にふさわしく、勝率予測がワンプレイごとにダイナミックに変化する様子をNext Gen Statsが公開。
タイタンズの勝率 44.7%
Game-winning drive win probabilities | Week 8 vs. Colts via @NextGenStats pic.twitter.com/eOUPG5cEQ7
— Tennessee Titans (@Titans) November 2, 2021
オーバータイム開始時点のタイタンズの勝率は、44.7%。
そしてタイタンズのSF ケビン・バイアードがインターセプトを決めた瞬間に83.1%に跳ね上がる。
その後、反則やパス失敗で65.5%にまで低下するが、ファーストダウンを獲得するパス成功で80.5%にまで回復。
1プレイの成否で10%ほどのポイントがリアルタイムで動いてく。
オーバータイムというシチュエーションのせいでもあるんだろうけど、そのダイナミックな動きはシビアだよね。
A WILD Ending! Titans vs. Colts
大きなミスを犯したものが、試合中にそれをリカバリーするチャンスを与えられる。
そんな不思議なゲームだった。
残り時間1分26秒、自陣でありえないミスでタッチダウンを奪われたコルツのカーソン・ウェンツ。
しかし、彼はそこから同点のTDドライブを演出する。
そのドライブで痛恨のインターフェアをしてしまったのが、タイタンズのSF ケビン・バイアード。
そして、彼もオーバータイムのインターセプトで帳尻をあわせた。
THE MAYOR OF MURFREESBORO @KevinByard pic.twitter.com/VeBao5uxTB
— Tennessee Titans (@Titans) October 31, 2021
ミスは必ず起こるもの。
どのタイミングで起こるかが勝敗の分かれ目になるのだろう。
ここまで接戦をモノにできなかったコルツ。
そして、モノにしてきたタイタンズ。
両チームの間には、薄皮一枚の何かの境目が存在するのだろう。
そして、その薄皮に守られているタイタンズは、かなりいいところまで行くんじゃないだろうか…