第12週にボルチモア・レイブンズを撃破したジャクソンビル・ジャガーズ。
それは間違いなくアップセットと呼ばれるもののはずだ。
しかし、僕には迷いがある。
今シーズン、たびたびアップセットを起こしてきた結果もある。
しかし何より、2年目を迎えたエースQBが漂わせ始めた風格が、それは順当な結果なのだと僕を説き伏せるのだ。
ドラフト全体1位指名の理由
Games like this show why Trevor Lawrence was the first pick!
NFLは、なぜトレバー・ローレンスがドラフト全体1位指名されたのかを証明するゲームだと表現している。
早い判断で確信を持ってどんどん投げ込んでいく姿には、風格さえ漂い始めている。
そしてその自信と確信が、2ポイントコンバージョンでケリをつける選択をさせたのだろう。
Next Gen Statsは、そんな彼に数値の裏付けを与えた。
NGS Passing Score 第1位
第9週以降のトレバー・ローレンスのPassing Scoreは98と堂々の第1位。
100点満点のPassing Scoreで98のスコアを獲得しているのだ。
ドラフト全体1位指名の逸材は、今年就任したHC ダグ・ピーダーソンによって順調に覚醒しつつあるということなのだろう。
彼らがジャクソンビルに初めての#VLTをもたらすのも、そう遠い日のことではなさそうだ。
問題の根源を早々に取り除き、いまだに前チームからの人望も厚い、優秀なコーチを据えたことは、オーナーであるシャヒド・カーンのファインプレイであることは間違いない。
AFC南地区のテネシー・タイタンズとの対戦が、2試合まるまる残されている。
タイタンズにとっては、同地区に厄介な宿題を抱え込んでいることになる…
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