Happy National Tight Ends Day!
というわけで今年も盛り上がったタイトエンドの日。
奇しくもこの日、創立者の49ers ジョージ・キトルとチーフスのトラビス・ケルシーが直接対決するという巡り合わせ。
さらに、レイブンズのマーク・アンドリュースは、TEの5番目のスキルを披露してくれた。
ひとたびTEになったものは死ぬまでTE
Once a TE, always a TE 😂 @gregolsen88 #NationalTightEndsDay pic.twitter.com/tWNP5mEQtH
— NFL (@NFL) October 23, 2022
引退したグレッグ・オルセンやオブ・グロンコウスキーも、ウキウキで参加してる。
Gronk wishing everyone a very happy #NationalTightEndsDay
(via @NFLonFOX) @RobGronkowski pic.twitter.com/RRwwFPalIR
— NFL (@NFL) October 23, 2022
タイトエンドの日創立者のジョージ・キトルは、WWEばりのビデオを公開。
.@gkittle46 just dropped the most electrifying hype video for #NationalTightEndsDay 🔥@WWE | @mikethemiz | @49ers pic.twitter.com/1pfsGUnbNv
— NFL (@NFL) October 23, 2022
トラビス・ケルシー vs ジョージ・キトル
そんな創立者と直接対決となったのは、チーフスのトラビス・ケルシー。
Next Gen Statsが発表した、2022シーズン 第5週時点でのタイトエンド TOP 10ランキングで堂々のNo.1に輝いている。
同じTEUで研鑽を重ねる2人は、本当に仲が良さそうだ。
そのキャラクターも、まさに似たもの同士。
.@TKelce and @GKittle46 are truly 2 of a kind 😂#NationalTightEndsDay pic.twitter.com/Xfw2urL6bo
— NFL Films (@NFLFilms) October 22, 2022
そんな2人が直接対決で残したスタッツは、キャッチ数もヤード数もピッタリ一致するという奇跡。
情報源: Travis Kelce | NFL Next Gen Stats
6キャッチで獲得ヤードもピッタリの98ヤード!
情報源: George Kittle | NFL Next Gen Stats
違いといえば、ジョージ・キトルだけがTDを記録しているところ。
しかし圧勝したのは、チーフスだった…
Anyway、2人が残したスタッツは、第7週のTEの中ではトップになる。
PLAYER NAME |
TEAM |
POS |
REC |
CTCH% |
YDS |
TD |
Travis Kelce |
KC |
TE |
6 |
75 |
98 |
0 |
George Kittle |
SF |
TE |
6 |
66.67 |
98 |
1 |
Pat Freiermuth |
PIT |
TE |
8 |
88.89 |
75 |
0 |
David Njoku |
CLE |
TE |
7 |
100 |
71 |
0 |
Evan Engram |
JAX |
TE |
4 |
57.14 |
67 |
0 |
Cade Otton |
TB |
TE |
4 |
80 |
64 |
0 |
Gerald Everett |
LAC |
TE |
5 |
55.56 |
63 |
0 |
Greg Dulcich |
DEN |
TE |
6 |
66.67 |
51 |
0 |
Dalton Schultz |
DAL |
TE |
5 |
100 |
49 |
0 |
T.J. Hockenson |
DET |
TE |
4 |
80 |
48 |
0 |
Hayden Hurst |
CIN |
TE |
6 |
75 |
48 |
0 |
Juwan Johnson |
NO |
TE |
5 |
100 |
32 |
2 |
Foster Moreau |
LV |
TE |
3 |
60 |
28 |
0 |
Mike Gesicki |
MIA |
TE |
3 |
42.86 |
27 |
0 |
Tyler Conklin |
NYJ |
TE |
4 |
66.67 |
22 |
0 |
Kyle Pitts |
ATL |
TE |
3 |
60 |
9 |
0 |
「ゼロ」キャッチのマーク・アンドリュース
タイトエンド TOP 10ランキングでNo.2にランキングされているマーク・アンドリュースは、この日まさかの「ゼロ」キャッチに終わってしまった。
しかし、彼は、TEの5番目のスキルを披露してくれた。
とその前に、ベンガルズのヘイデン・ハーストのプレイを見て欲しい。
最近、ショートヤードのシチュエーションでQBの位置にTEがセットする場面がチラホラ見受けられる。
4th & 2の、この場面、本当にスニークするつもりだったのか、それともオフサイドの誘発が目的だったのか、定かではないが、結果はオーライだ。
そして、マーク・アンドリュースのこのプレイだ。
4th & 1の場面でアンダーセンターにセットするマーク・アンドリュース。
ブラウンズの守備が中央を警戒するのは、マーク・アンドリュースがここからQBスニークを行った実績があるからだ。
しかし彼は、そこからプレイとしてはまったくオーソドックスな普通のピッチをみせる。
自分への警戒が薄れたラマー・ジャクソンにとって、オープンフィールドを駆け上がるのは造作もないことだった。
クラシックなピッチスイープは、QBとRBにスペシャルな人材を配置することで、まったくのスペシャルプレイに生まれ変わってしまったのだ。
ブロック、リリース、キャッチ、スパイクというTEに必要なスキルに、マーク・アンドリュースは、ピッチという5番目のスキルを加えてみせた。
TE can do it all!
そう、TEはなんでもできる。
来年のタイトエンドの日を迎える頃には、スイス・アーミーナイフといい勝負になっているに違いない…
National Tight End Day 2022 パーカー