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NFL 2023 Next Gen Stats タイトエンド TOP 10ランキング week 6

It’s National Tight Ends Day. It’s a holiday.
というわけで、今年もタイトエンドの日が10月22日にやってくる。
Next Gen Statsは、毎年、この時期にタイトエンド TOP 10ランキングを発表する。
今年は、なんとルーキーTEが第1位にランクイン!

サム・ラポルタ

数々のNFL記録を達成しているデトロイト・ライオンズのTE サム・ラポルタが、見事、第一位にランキングされている。

NFLのTEのメンツが充実している中で、ルーキーがNo. 1になるなんて、嬉しい驚きだよね。
レシービングのスコアは、もちろんトップだが、ブロッキングのスコアも第2位につけている。
それは、ラン、パスの偏りなく、現在NFLの第6位につけている攻撃のバランスの良さを物語っているようだ。

もっとも、最大の要因は、OLだ。

前週のゲームでは、平均3.2ヤードは、ボールキャリアが誰にも触れることなく走れてたって言うんだから頼もしい限りだ。
ブリッツがあまり得意ではないQB ジャレッド・ゴフをしっかりと守ることができれば、その領地はNFC北地区にとどまることはないだろう。

ベーシックなプレイが順調だとはいえ、そこはDeTrick Lions
トリックプレイも忘れちゃいない。
サム・ラポルタが記録した誰にも触られることのない鮮やかなrazzle-dazzleは見事だった。

そして同日。
数時間後に全くおんなじプレイでTDをあげたTEがいる。

サイドもプレイも全く同じ。
ヤード数だって、ほぼ同じ。
そして、鮮やかにTDに結びついた結果も同じ。
そのTEとは、あのジョージ・キトル。

ジョージ・キトル

National Tight Ends Dayの創立者、ジョージ・キトルは、第2位にランキングされている。
しかし、ブロッキングのスコアでは、堂々の第1位。
CMCの好調さを支える大きな要因のひとつ。

しかし、いくらコピーキャットだらけのNFLとはいえ、数時間でプレイのコピーができるものなんだろうか?
優秀なコーチと選手たちなら、それも可能かもしれない。
コピーなんかじゃなく、それぞれが独自に考えついたって方が「縁は異なもの」って感じで面白いけどね。
何せ、サム・ラポルタとジョージ・キトルには、繋がりがあるのだから。

IOWA is TEU

2人とも、アイオワ大学の卒業生だ。
そしてランキングを見てみると、7位のT.J. ホッケンソンもアイオワ大学の卒業生。
ランキングの中で複数の選手を輩出したカレッジは、他にはない。
唯一、しかも3名もランクインさせたアイオワ大学こそ、REAL TEUと言って差し支えないんじゃないだろうか。
HC ヘイデン・フライの頃の独特の2ポイントのセットが思い出深いよね…

How to Play Tight End Like An NFL Player

NFL WAY TO PLAYがNFLのTEのようにプレイするには?という動画を公開している。

フットボールを知らない人に伝えるのが最も困難なポジション。
しかし、知ってもらえばフットボールの面白さが一気に深まるポジション。
特に、最近のTEの役割の広がりを思えばね。

シアトル・シーホークスのQB ジーノ・スミスは、TEとは攻撃をつなぎ合わせる接着剤のようなものと表現している。

何人のTEが、フィールドの中でどのように配置されるかで、オフェンスが何をしようとしていかが推理できる。
そういうポジションは、他にないかもしれないね。
あ!
ルクルートでお困りの皆様におかれましては、今、テイラー・スウィフトが、どのポジションの選手と盛り上がってるか、滔々と語ってあげましょう。

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