NFL Filmsが公開した動画は、The History Behind Neck Rolls.
現役選手たちにとっては、「アナタの知らないネックロールの世界」ってとこだろう。
しかしこれは、裸足のキッカーたちのように、ひとつの時代の象徴だったのだ。
The History Behind Neck Rolls
An iconic piece of equipment from a bygone era.
Is it time to bring back the neck roll? 😅 #NFLFilmsPresents pic.twitter.com/KNdor5EO12
— NFL Films (@NFLFilms) October 21, 2022
インタビュアーに差し出されるネックロールに、懐かしさから顔を綻ばせるHC、そして珍妙さに顔を歪める現役選手たち。
シアトル・シーホークスのブライアン・ボズワースのイメージが強いよね。
防具としてより、そのキャラクター形成のための重要なツールだったと思う。
Linebacker
BRIAN BOSWORTH“I didn’t know what a mullet was, until Brian Bosworth came onto the scene.” – Jerry O’Connell
情報源: NFL 100 | NFL.com
僕らには、「ネック」という呼び名の方が親しみがある。
当たり始めて首がつらくなってきた時、そうだ!先輩たちのようにアレをつけようと思い立つのが「ネック」だった。
本当に首への衝撃を緩めようと思ったことと同時に、フットボール選手らしいタフさを手に入れようとしたわけだ。
初めてそれをつけて練習に行くと、先輩に、お前もついにそれを買ったのかと一人前扱いされたような気がしたものだ。
しかし、実際は、ピッタリ装着すると首は擦れてヒリヒリするし、とてもじゃないがパスは捕りにくい。
しかも、本当に効果があるのかどうかわからなかった。
そのうち、効果よりも見栄えのいい位置に装着し、さらにはジャージの下に隠すようになった。
現在も販売されている
QB CLUBを覗いてみると、なんと現在も販売されている。
だが、それをつけてプレイする選手は、流石に見かけなくなった。
以前、バラエティ番組で、お笑い芸人がハードな罰ゲームをやらされるときにつけさせられていたのを見かけたのが最後だ。
カウボーイカラーの衝撃
その後、ネックロールも洗練され、ショルダーパッドに固定できるようなものが登場した。
Linebacker – Defensive
EndCHARLES HALEY“I’m definitely a character. I’ve got a case of crazy.” – Charles Haley
情報源: NFL 100 | NFL.com
そうして衝撃だったのが、カウボーイカラーだ。
インジュアリーパッドも兼ねているし、ジャージから覗く、独特のカラーが新鮮でカッコよかった。
カウボーイカラーといえば、ダラス・カウボーイズのダリル・ジョンストンのイメージが強いよね。
情報源: Mailbag: An Undiscussed HOF Candidate?
このカラータイプは、カタチを変えて現在も生き残っているようだ。
バックプレート
「ネック」に変わって大流行しているのがバックプレートだろうか。
あちこちからタックルを受けるボールを扱うポジションの選手が装着しているのは納得だが、OLの選手も装着しているよね。
あの頃の「ネック」のように、本当に必要なのか?と突っ込みたくなるよね。
Riddellからは、これまでと一線を画すようなヘルメットもリリースされている。
情報源: Riddell | Axiom
進歩するテクノロジーをいち早く取り入れるNFL。
この先20年後、選手たちはどんなスタイルでプレイしているのだろうか?
よもや、National Touch Football leagueに改名していることはないだろうとは思うけれど…
Seattle Seahawks Swirl Heart Pin