ほぼ日手帳WEEKSをしばらく使ったおかげで、長いこと抱え込んでいた「週間レフト型」への苦手意識が消え失せた。
それならば、2016年は「週間レフト型」の大御所、大物中の大物である能率手帳を採用しようと考えた。
しかし、それには大きな障壁が…
ガントチャート!
長年のヘビーユーザーには欠かせないであろうガントチャート。
しかし、馴染みのないアマチュアユーザーの僕には、うまく使いこなす糸口すら見つからない。
以前、このタイプの月間カレンダーが付属していた別の手帳を使っていた時には、その部分だけブランクで放置されてしまっていた。
これじゃあ諦めるしかないかと思った矢先、能率手帳の別モデルに偶然お店で出くわした。
能率手帳3
3とは能率手帳「3」型の事らしい。
勉強不足で申し訳ないけれど、能率手帳には複数のモデルがあるようで、この「3」型には、おなじみの月間ブロックカレンダーが装備されている。
そしてこの月間カレンダー部分以外は、オリジナルの能率手帳のままなので、大御所「能率手帳」の醍醐味を味わうことができる。
見やすいデザイン
今回、能率手帳を使うことにしようと思ったのは、ほぼ日手帳WEEKSよりコンパクトなものにしたかったからだ。
能率手帳ならば、ジャケットの内ポケットに本当におさまっていてくれる。
そして最大の理由は、その見やすいレイアウトデザイン。
同種の同サイズの他の製品と比べて、圧倒的に見やすい。
フォントのサイズなのか種類なのか、そして全体の色合いなのか、とにかく手に持って他社製品と比較すると圧倒的に見やすい。
そして全体を包むクリーム色とグリーンの淡いトーンが、Retinaディスプレイと人生を直視することに疲れた目には、とても優しく感じられるのだ。
補充ノートを使う意味
全く使用しないアドレス帳は取っ払って、そこに補充ノートを差し込んだ。
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アドレス帳と同サイズの、ただの横掛けノートだが、ミシン目入りなのがポイント。
その場で切り取って人に渡すことも、Your eyes onlyなメモをすぐに廃棄することも簡単だ。
1週間1ページの余白しかない「週間レフト型」は、そのスペース配分を考えて、ついメモすることに躊躇する場合がある。
しかし、巻末にこのノートを装着しておけば、スペース配分なんぞは考えずに、がしがしメモを取れる。
そして後から、日付を絡めた1週間1ページの余白にスペース配分しながら転記すればいい。補充ノートは10冊パックなので、躊躇せず使えるのがいい。
ためらわずにメモをとれるスペースを確保しておくことで、内ポケットに収まる手帳の戦闘能力は飛躍的に増大する。
とはいえ「3」型だからって、マグネットコーティングされた「G3」とまではいかないだろうが…
2016年は、こうして大物中の大物「能率手帳」と迎えることになる。
そうして書かれる出来事は、紅白のトリを飾る名曲のように重厚なものになるのだろうか。
それとも、昔流行った流行歌のように、どこかで耳にした安っぽいフレーズのリフレインのままだろうか…
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