パラリンピックも閉会し、いよいよ東京からパリに正式にオリンピックがハンドオフされた。
Paris 2024は、シックなフランスの美意識が爆発した美しいオリンピックになりそうだ。
アール・デコ、バリアブルフォント、そしてマリアンヌ。
新しいことへの挑戦と過去へのオマージュ。
それらがシックに表現されている。
シンプルでシックで美しいパフォーマンス
東京の閉会式でパリにハンドオフされた瞬間、彼らはその美意識を爆発させてみせた。
シンプルでシックで美しく、そして力強いパフォーマンス。
個人の主張が強いイメージのある国民性だが、レギオンでもしっかりと成果を生み出せることを証明してみせた。
アール・デコをエコフレンドリーに
アール・デコをエコフレンドリーに進化させるという基本コンセプトのもとにデザインされたアレコレは、本当に美しい。
とりわけ、フォントだ。
たとえ意味が分からなくても、いや読むことすら叶わなくても、ただただ見ているだけで美しいフォント。
しかもそれは、最先端のバリアブルフォント。
マリアンヌ
ミニマルでアイコニックで、しかし、その意味はしっかりと盛り込まれた秀逸なデザイン。
そして、このエンブレムは、史上初めてオリンピックとパラリンピックで共用されるものとなる。
そして、ロンドンに並ぶ史上最多の3度目のオリンピックを開催するパリにとって、歴史的に重要な出来事へのオマージュでもある。
Paris 1900
Paris 2024 – Heritage and history of the Olympic and Paralympic Games
パリで開催された最初のオリンピック。
この年、はじめて女性がオリンピックに参加することを許されたのだ。
1 out of every 2 athletes will be a woman
オリンピアンとパラリンピアンが同じエンブレムを共有するようになり、女性も自らを変革できるゲームに参加できる権利を得る。
そうして見ているだけの僕らでも、インクルーシブなんて言葉を学ぶようになる。
オリンピックはノロマだけれど、歩むべき道のりを歩んでいると思いませんか?