エディー・ジョーンズがラグビー日本代表のヘッドコーチに就任し、あのブライトンの奇跡までを描いた映画がAmazonプライム・ビデオで配信中。
https://vimeo.com/354995665
ワールドカップ史上最低の成績を持つ日本が過去2回の優勝を誇る最強集団南アフリカを破ったスポーツ史上最大の逆転劇を描く。いかにしてエディー・ジョーンズは苦境を乗り越え、不可能を可能にしたのか。不屈の精神と勇気を武器に無敵のチームに立ち向かう男達。その姿は世界中の人々に希望を与えた。
情報源: ブライトン・ミラクル (The Brighton Miracle)
TV観戦だったけれど
TV観戦とはいえ、リアルタイムであの試合を観れたのは、今思えば本当に幸福だった。
生きててよかったと思えるいくつかの場面の中に、この試合を観れたことは堂々のランクイン。
アップセットと呼ぶのは軽すぎる、大番狂わせじゃ臨場感が薄いんだよ、だからせめて最上級の「奇跡」という言葉で表現するしかないんだけれど…
五郎丸は、いつかのインタビューで「あれは奇跡ではなく必然だった」と語っていた。
偶発的要素が強いサッカーとは違い、きめ細かい戦術でキャッチアップできるフットボールとも違い、ラグビーは結局、強い方が勝つことになっている。
だから、あの日、あのブライトンでは、我らがブレイブ・ブロッサムズの方が本当に強かったのだろう。
ふたりのハーフ
本人たちのインタビューを交えた再現ドラマという構成になっている本作には、コレまで語られていなかった切り口も盛り込まれている。
ともにハーフであるエディー・ジョーンズとリーチマイケル。
だからこそ確立されたアイデンティティーを持つものと、だからこそ自らのアイデンティティーのゆらぎを感じているもの。
この二人が主軸として物語は進む。
南アフリカのジョエル・ストランスキーが、本当に落胆した様子でこの試合を振り返る映像も初めて観た。
しかし、彼は、ラグビーにとってもワールドカップにとっても良いことだったと、見事にやってのけた日本代表を賞賛した。
それは、あの日、ブライトンで、誰よりも落胆している様子をおくびにも出さず、対戦相手に祝福を与えるスプリングボックスの気高さそのものだった。
情報源: Hall of Fame Greatest Moment: 南アフリカ代表 ジョエル・ストランスキー 伝説のドロップゴール RWC1995 – 【公式】ラグビーワールドカップ2019日本大会 | rugbyworldcup.com
ブライトン ミラクル The Brighton Miracle
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