第60回スーパーボウル CM インプレッシブなMY BEST

第60回 スーパーボウル CMも無事に終了。
なかなか名作は誕生しにくくなってはいるけれど、インプレッシブだったものをピックアップ。

快適なジュラシックパーク by Xfinity

ジュラシックパークの惨劇の原因は、電源をロストしてしまったことにある。
アメリカ最大のケーブルテレビ & インターネットの会社であるXfinity(エクスフィニティ)なら、Wi-Fiで簡単に再起動できますよ!ってことで、安全に運営されている、あるべきジュラシックパークの姿が描かれる。

つまり、ジュラシックパークは、設立したジョン・ハモンドの思惑通り、楽しいアミューズメントパークになるのだ。
サム・ニールも、問題は見受けられないと報告したあと、ご自分もすっかりパークを楽しんでいる。
Xfinity(エクスフィニティ)がいれば、ホンモノの恐竜たちと自撮りが楽しめる世界が実現できていたということだ。

そのビハインドシーンも公開されている。

Xfinity(エクスフィニティ)は、Comcast(コムキャスト)という企業のサービスブランド。
Comcast(コムキャスト)は、「ジュラシック・パーク」の権利を持っている「NBCユニバーサル」の親会社。
そんなガッチリした資本関係のおかげで、本気のパロディが制作されている。

ちょっと驚いたのは、当時の画像を素材としてAIでいじりました!ってわけではなくて、オリジナルキャスト(ジェフ・ゴールドブラム、サム・ニール、ローラ・ダーン)を結集させて、セットまで作って撮影しているところだ。

おかあさんと僕のGemini

新しい家に引っ越してきた、おかあさんと僕。
まだ何もない家の部屋を前に、おかあさんと僕が、「こんな部屋にしようよ」と Gemini に伝えると、部屋のレイアウトやインテリアが次々と生み出されていく。

前のおうちには、何を植えたんだっけ?

そう問いかけると、まだ僕が小さい頃に、おかあさんと一緒に色々なものを植えていた思い出の画像、いくつも表示してくれる。
AIを使うことが生活の、なんでもない、あたたかいシーンに溶け込んでいる様子が描かれる。

Geminiは、僕との会話はしょっちゅう忘れるが、CM出演だけはしっかり記憶していたようだ。

150年のクライズデールと250年のアメリカンイーグル

150周年を迎えるバドワイザーと250周年を迎えるアメリカ合衆国の、推しも押されぬアイコン同士の共演。

あの、頼りない小さなクリーチャーは、アメリカンイーグルのヒナだった。そう、ハクトウワシは、アメリカ合衆国の国鳥だ。クライズデールに一歩も引けを取らない、豪華スターの共演なのだ。

バドワイザー150周年とアメリカ250周年。Make Love, Not 1984 – ALOG

ダラスのサーバールームにお住まいのアメリカン、ジェミナイによれば、アメリカ人のDNAを鷲掴みにするような仕上がりらしい。

THANK YOU COACHES

Super Bowl LX || Champion

自分のおもちゃたちに、渾身のペップトークを披露する男の子。
なんて立派なスピーチなんだろう!
と思ったら、それは彼のコーチのまるっきりのコピペだった。

だが、コピペされたのは、スピーチだけじゃない。
コーチの熱意と、「信じる力」も完璧にコピペできている。
そのインストールが終わったとき、オドオドしてた男の子は、どこにもいない。

自分を信じる力、それは元々人間にインストールされているのだろうか?

そうかもしれない。
ただし、そのプログラムが発動するには、自分以外の存在が必要だ。

「お前は大丈夫だ!自分を信じろ!」

そう言ってくれる存在に出会って初めて、そのプログラムは発動する。
そのプログラムが一旦発動すると、困難な状況に出くわしても、自己修復プログラムを生成することができるようになる。

そのプログラムのスターターが、コーチと呼ばれる存在だ。
今日、この晴れ舞台に立った選手たちにも、最初のコーチがいたはずだ。
そうして、ここに立てなかった選手たちにも。

コーチとは職業ではない。
あなたの眠っているプログラムを発動させてくれる存在の総称だ。
だからもし、あなたがフットボール選手でなくても、もう引退していても、いや、スポーツを一度もやったことのないとしても、コーチはいたはずだ。

「お前は大丈夫だ!自分を信じろ!」

そう言ってくれる存在は、きっといたはずだ。
あなたは、今、誰の顔を思い浮かべていますか…


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