ラグビー日本代表のブリリアントなトライ TOP 10

我らが日本代表がラグビーワールドカップで魅せたブリリアントなトライ TOP 10が公開中。
脳内再生できるほど見た2019、忘れることができない2015のアレ。
それらを差し置いての堂々の第一位は2007のアレだ。

自陣ゴール前の大ピンチから一気につないでつないでカウンターっていうのは、まさしくラグビーの魅力を100％プレゼンしてくれている。

RWC2019 BEST TEAM TRY

ラグビーワールドカップ 2019のチームトライの1位にもブレイブ・ブロッサムズが輝いている。

スコットランド戦で見せた、つないで、つないで、つないでという本当にラグビーらしいチームであげたトライ。
それを支えた数々のオフロードパスは、センセーショナル！扱いで特集動画まで作成されている。

MAUL TRY TOP 10

ブレイブ・ブロッサムズのTOP 10にRWC2015の南アフリカ戦で魅せたアレがないと思ったら、それはMAUL TRY TOP 10にランキングされていた。
しかも第二位で！

SOもCTBも加わった10人のモールで南アフリカから力づくで奪ったトライ。
まさかそのあと勝利という結果が待ってるなんて思わなかった僕は、それだけで胸熱だった。
南半球は、きっと重力の度合いが違うのだろうと思わされるくらいのサイズの誇るスプリングボクス相手に正々堂々力づくでトライを奪ったのだから。

そして、第一位は、そのスプリングボクスが、その4年後のラグビーワールドカップでブレイブ・ブロッサムズにリベンジを果たしたあのトライだ。
ハーフラインから果てしなく続くドライブは、ゴールライン近くまで進み、最後は闘犬SHファフ・デクラークに仕留められた。

ワールドカップ以外では対戦がなく、一勝一敗で並んだ両チームは、ランキングでも絡んでる。
これが新たな因縁の始まりなのか、この後はスプリングボクスに一方的にボコられるようになるのかは、まだ見えないけれど…

The Brilliant Brave Blossoms

Cherry Blossomsだった日本代表は、その戦いぶりでBrave Blossomsという誇らしいニックネームを自力で勝ち取った。
そして今回、Brilliantという3つ目のBを手に入れた。
桜のつぼみから始まったエンブレムは花びらとなり、今やそれは美しい輝きを放っているのだ。
なにせ彼らは、ティア1のドアを力づくでこじ開けたのだから。

いつもうまい例えが浮かばずに失敗するのだが、20世紀から見ているものには、本当に信じられない。
アメリカンフットボール的に言えば、警視庁イーグルスが80年代のNFC東地区に編入されますよと聞かされるようなものだ。
もちろんそれは、ここ数年の彼らの戦いぶりを見ていないものしか驚かすことはできないだろうけど…

しかし、Brilliantってイイ響きだね。
NFLを見ることになじんだ耳には、そのアクセントとともに新鮮だ。
そこでは、UnbelievableやUnrealとしょっちゅう絶叫されているけれど、嘆息とともにBrilliantとつぶやかれることはないものね。
そういえば、僕の生活にもBrilliantが不足してるなぁ…