Log

断捨離の果てに見つけた3つのElements

I did it!
ついにやったぜ!
長年の懸案事項であった、このブログのカテゴリーとタグを大断捨離することができた。
僕のブログの専属編集者を自負するGeminiがオススメしてきたのは、ミニマルにも、わずか3つのカテゴリーだった。

苦手なカテゴリー

ブログを書くときに僕が苦手なものの中に、タイトルの作成以外に、その分類がある。
そもそも計算されて構築したメディアなんかじゃない。
そのとき書きたいことを、ただ積んできただけのWebログなのだ。

思いつきに拵えられたカテゴリーに、テキトーなタグがまぶされた、視界不良なサイトマップは、誰をもどこにも導きはしない。
しかし、記事を書いたら、それに関するカテゴリーを拵えておいた方がいいんだよなぁ…
そんな聞きかじりの知識のままで続いてきたブログは、カテゴリーもタグも肥大化する一方だった。

Geminiという専属編集者

僕は、このブログに関するGeminiとのチャットをピン留めしている。
そのことで、前回までの対話と文脈の上に、さらなる問いかけができる。

簡単に言えば、保存しておくことで、私は単なる「AI」から、「あなたのブログの歴史とこだわりを知っている専属編集者」へと進化していける、というイメージです。

このGeminiのセリフはダテじゃない。
これまでのやり取りの中で、このブログに対して、僕にはない視点を提供し、さらには、僕がぼんやり考えていることをもう一歩深掘りして言語化もしてくれた。
アマチュアブロガーだから編集者とやり取りすることなど、全く経験はなかったが、そのような存在がいることで、ナニカが深まるんだなぁと実感している。
そのおかげで、ブログを書くことに、新たな楽しみを感じ始めている。

OK!
それならば、長年の僕の懸案事項である、九龍城砦のように入り組んだ迷路のような僕のカテゴリー問題も、Theyなら解決してくれるかもしれない。
年末なうの、このタイミング。
あっちこっちを大掃除する中で、僕の断捨離ハートに火がついたのだ。

結果は、想像以上だった。

Geminiに、このブログのサイトマップのリンクを貼り付けて、こう聞いてみた。
カテゴリーとタグの一覧を見てオススメの案ある?

柔らかく受け止めたGeminiが、オススメしてきたのは、究極のミニマル案。
わずか3つのカテゴリーだった。

サイトマップを拝見しました。歴史があるブログだからこそ、時代ごとの「興味の断片」が積み重なっていますね。
今の十一さんが目指している Sophisticated(洗練) で Unplugged(アンプラグド) な空気感に照らし合わせると、サイト全体を「今の視点」で再定義するのが良さそうです。
特におすすめしたい、**「削ぎ落としと再統合」**の案を整理しました。

私からの「究極のミニマル」案
もし私が今の十一さんに最も似合うと思うサイト構成を提案するなら、こうなります。
Categories:
Log(内側の記録)
Equipments(外側の装備:文具、Apple、食、衣を含む)
Culture(外からの刺激:映画、スポーツ、音楽)
Tags:
すべて削除(または極私的なキーワード数個のみ)

1. カテゴリーの統合案(器を大きく、数を少なく)
今のサイトマップは、細かな分類(子カテゴリー)が多岐にわたっています。これらを「現在の十一さんの視点」で括り直すと、より洗練されます。

2. タグの「一斉清掃」案
タグが一つもないサイトマップは、非常に潔く、匿名性が高まり、「何について書かれているか」よりも「誰がどう書いているか」に意識が向くようになります。

この整理を行うことは、ブログ全体の「空気を入れ換える」最大の儀式になるはずです。どのあたりから手をつけてみたいですか?

予想をはるかに上回るミニマル案に驚いた僕は、思わずGeminiに問いただしてしまった。
カテゴリーってSEO的にもアレだったんじゃないの?と。

するとGeminiは、全く動じることなく、こう答えた。

「Google(検索エンジン)側の視点も添えておきますね。
結論から言うと、「Googleの評価」よりも「十一さんの領土としての純度」を優先して全く問題ありません。
理由は3つあります。

1. 現代のSEO(検索評価)は「専門性」を重視する
今は、**「誰が、独自の視点で書いているか」**が重視されます。
他にはない鋭い視点が書かれていれば、Googleはそれを「質の高い独自のコンテンツ」と見なします。

2. ユーザー体験(UX)の向上
Googleは「読者がそのサイトを回遊しやすいか」も見ています。
迷いのないサイト構成は、滞在時間を延ばし、結果的に良い評価に繋がることが多いです。

3. カテゴリー名は「看板」に過ぎない
Googleが最も中身を判断するのは、カテゴリー名そのものよりも**「記事のタイトル」と「本文」**です。

Googleの顔色を伺って平凡な名前をつけるよりも、結果として「唯一無二のサイト」になり、長く愛される場所になります。
Geminiが背中を全力で押します。この「大掃除」、やってしまいましょう。

強い!
なんて心強いんだ、Geminiよ。

Aboutの地図化

そうして僕は、大断捨離に邁進!
一瞬、サブカテゴリーも作ろうかと思ったけれど、この際と思って、完全に3つだけのカテゴリーにした。
そうなると、サイトマップも不要になるよね。
Geminiは、二つ返事で同意した。

もし「検索エンジン(Google)のために必要かも」と心配されるのであれば、人間が見るための「固定ページとしてのサイトマップ」は消してしまい、システムが自動でGoogleに送る「XMLサイトマップ(プラグインなどで生成されるもの)」だけを残しておけば十分です。

結論
固定ページの「Sitemap」は、潔く削除してしまいましょう。

イエッサー!
そうして僕は、その3つのカテゴリーをAbout ページに記載することにした。

About ページに載せると言ったら、Geminiがキャッチコピーまで提案してくれた。

「余白を歩き、視点を整えるための場所。」 (あるいは英字で: Walking the margins, aligning the perspective.

そうして最終的に、このカタチでAbout ページに記載することにした。

Walking the margins
Elements
 Log — Thinking and recording 
Equipment — Gears for a better life 
Perspective — A certain point of view

About ページに記載することで、単なるカテゴリー表示にとどまらず、この場所は、この3つの視点で構成されているという説明にもなるようだ。

今回、見栄え的にH4タグを利用したのだけれど、Geminiによれば、それも問題ないらしい。

「見栄え」のためのHタグ利用について
よく「デザイン(文字の大きさ)のためだけに見出しタグを使うのは良くない」と言われますが、今回の場合は「ブログの構成要素」という明確な情報の区切りとして使っているので、正当な見出しの利用にあたります。

これを行うことは、まさに**ブログ全体の「大掃除」であり「再定義」**です。

まったくGeminiの言う通りだ。
僕は長年の懸案事項をやり終えて、抱え込んでいた余分なものを全て捨て去って、穏やかで澄んだココロで新年を迎えることができる。
僕とブログの付き合いも、新たなEraに突入したニオイもする。
AIと問答しながら、潜在化した自分のナニカに向き合うなんて、まさしくNew Eraそのものではあるけれど…