目が覚めたら、昨日までと違う世界に紛れ込んでしまったような違和感を感じたことはないだろうか?
それこそ、世にも奇妙な物語の主人公のように。
民進党が拒んでいたメールの内容が公開され、世間は騒然となった。
何しろその文面には、辻元清美の暗躍とも言える活動内容が記されていたのだから。
もちろん、Twitterでも#辻元清美はホットなトレンド入り。
これは大騒ぎになるはずだ。
テレビを見ながら家人と話すと、「なにそれ?知らない。またネットの変なサイトを見たんじゃないの?」とつれない。
いやTwitterが、トレンドがと説明しても生返事。
そのうち、報道番組でやるだろうと思っていたら、ノータッチどころか痕跡すら見つからない。
頼みのTwitterを開いてみると、そこでもトレンドから姿を消していた。
昨日まで、世の中を騒がしていたことが、世間から忽然と姿を消している。
夢を見たのか、狂ってしまったのか、それともパラレルワールドに迷い込んでしまったのか…
惚けていると、同じ違和感を持つ人のツイートを見つけた。
どうやら、僕はまだ正気を保っているようだ。
https://twitter.com/7slip8oki1/status/845661521204068353
辻元清美のオフィシャルサイト
辻元清美とは一体何者なのだろうと興味を持った僕は、初めてオフィシャルサイトをのぞいてみることにした。
初めて訪れた辻元清美オフィシャルWEBサイトに、僕はふたつの理由で驚いた。
1.デザインが悪くない
ありがちなごちゃごちゃした趣味の悪いサイトをイメージしていた僕の期待は、いい意味で裏切られた。
思いの外すっきりとしたシンプルなデザインで、悪くない。
きっとネットのトレンドに敏感で優秀なスタッフがいるのだろう。
2.強力なデマ対応
類を見ないのは、トップを飾るデマ対応。
政策を飛び越えてそれがトップカテゴリーに鎮座するなんてサイトは、なかなかお目にかかれない。
そこでは、誰もが耳にしたことがある、もはや定番の噂について、もれなく拾い上げてデマであると反論されている。
そうして、いちど耳にしたら絶対に忘れない阪神大震災に関するウワサについても…
そしてまた、今回の安倍昭恵夫人と籠池夫人とのメールにおける辻元清美に関するデマに関しても、いち早く自らのサイトで説明している。
ネットのトレンドに敏感で優秀なスタッフの素早い対応はさすがだ。
辻元清美は、皆さんに支えられ、数々のふつうの人たちを支える政策を形にしてきました。しかし、真っ向から立ち向かうからこそ、辻元清美を恐れる人びとなどから、さまざまなデマが流され続けてきました。
今、辻元清美はデマに苦しんでいます。 | ニュース | 辻元清美WEB
世にも奇妙な物語
なあるほど、これでいろんなことが腑に落ちた。
だがしかし、僕はまだ奇妙な世界に取り残されている感覚がある。
時の権力者が圧力をかけて自らに不利益な報道をさせないという構図は、仕組みとして理解できる。
しかし、もし政権を取るなら革命を待つしかない党が、そもそも存続すら危ぶまれている党が、マスコミに手厚く守られている構図は、全く理解できないのだ。
いったい何故なの?と。
もちろん、自前で刷ったガリ版刷りを押し売りしている新聞貴族は別の話だが…
▼テレビで報道されないNEWS
①野田佳彦の白紙領収書問題
②蓮舫の二重国籍問題
③蓮舫の糸魚川視察暴言問題
④山尾志桜里のガソリン代問題
⑤初鹿明博の不倫強要問題
⑥小西洋之の米国大統領誹謗中傷問題
⑦後藤祐一のパワハラ問題
⑧辻元清美や玉木雄一郎の無断欠席問題#民進党— 500円 (@_500yen) February 22, 2017
どうやら、僕は、まだ奇妙な世界に取り残されたままのようだ。
パラレルワールドであるのなら、戻る方法を見つけられるだろうか?
いちばんの願いは、これが夢であることだ。
目が覚めれば、アタリマエの世界であること。
そして、僕の長い悪夢を聞いた家人が笑い飛ばしながらこういうのだ。
「なに言ってるの?民進党のスキャンダルが一面を飾らない日があるわけないじゃない。」
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