独白

「代々木八幡宮」「出世稲荷社」再訪 「雨に固まるココロザシ」

「なんとなく行くタイミングかな。。。」

昨日思い立って、今朝すぐに行ける自由さは、今の環境で僕が唯一気に入っているもの。

こういう場所って、なんとなくしょっちゅう行ってしまう明治神宮のようなところと、行くべきタイミングが求められるところに分かれるような気がする。
ココは、タイミングが来なければ行ってはいけないような気がして、もう半年近くも足を向けずにいた。
娘の受験合格のお礼も遅くなっていて申し訳ない気もしたけれど、やっぱり今日が行くタイミング。

それは願い事ではなく、「ココロザシ」が見えてきたから。まあ、世間一般で言われている「志」と僕の「ココロザシ」が同一規格であるかどうかはわからない。
ただ、「こうしていきたい」「こうなる」というものが見えたからだ。

「助けてください!お願いします!」
から
「こうしていきます!見守りください!」

にスタンスが変わったからだ。
ちょうど雨も降っていて、その降り込みで決意を固めるのには、お誂え向きの天気だったと思う。
そして雨は樹々を通して、快適な湿度を振舞ってくれた。
ひと息つけるベンチのあたりには、樹々がしっかりと立ち並び、雨は確実に降っているのに、それは一滴も僕を濡らさない。
しかしそれは確実に僕に潤いを与えてくれる。
あちこちからもそもそと現れる猫達は、どこかみすぼらしく、だからこそ愛嬌があった。
猫達は媚も売らない代わりに「僕の独り」を放っておいてくれる。

平日の、こんな天気の午前中、境内は混雑しようもない。
しかし、一人、二人の参拝客は途切れることはなく、快速電車のダイヤのように適度に間引きされながら続いていた。
そのほとんどが女性。
ココは恋愛にもご利益があるのだろうか。

その中に、ルーブル美術館に飾っておきたいくらいの素晴らしい脚線美の持ち主が現れた。
芸能系にも強いと言われるところだから、その関係のコなんだろうか。
決意と期待を持ってお参りする顔には、その強さと明るさで構成された美しさがあった。
彼女もなにかの「ココロザシ」を持ってやって来たのだろう。
君の決意も成就するといいね。
僕も頑張るよ。

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