新作「SPECTRE」の制作会見で、キャストが発表された。
マネーペニー、Q、新Mは前作から変わらないが、その他のキャストの詳細な役柄は不明。
明言されていない「ブロフェルド」の登場はあるのか?
会見には、メガホンを取るサム・メンデス監督が登壇。Q役のベン・ウィショー、マネーペニー役のナオミ・ハリス、M役のレイフ・ファインズら続投キャストを紹介すると、続けて、モニカ・ベルッチとクリストフ・ヴァルツ、『アデル、ブルーは熱い色』のレア・セドゥ、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のデイヴ・バウティスタ、人気ドラマ「SHERLOCK(シャーロック)」のアンドリュー・スコットの出演を発表した。
新生MI6メンバー
気になる二人のキャスト
さらっと紹介されてはいるが、キャストの中に気になる二人の存在が。
アンドリュー・スコット
この画像だけ見れば、穏やかな好人物。
しかし、「SHERLOK」にハマっていた僕は、この画像だけでゾワゾワさせられる。
シャーロックの仇敵として「世界で唯一のコンサルタント犯罪者」ジム・モリアーティを演じた彼は、本当に薄気味悪く、その目的とするところも想像できない不可解な存在だった。
自らの死で、シャーロックが自殺を擬装しなければならないほどに追いつめた。
しかし、シーズン3のエンディングで、その復活が示唆され、またもや謎が深まったばかり。
そんなアンドリュー・スコットが演じるとなれば、フツーの役どころであるはずがない。
モニカ・ベルッチ
ボンド「ガール」と気安く呼んでいいものか。
いや、年齢の問題じゃない。
前作「スカイフォール」では、Mであるジュディ・デンチが実質上のボンドガールだったことを鑑みれば、ボンドガールに年齢制限はない。
それに、ロンドンオリンピックの開会式に流れた映像までカウントすれば、最高齢のボンドガールは我らがエリザベス女王であらせられる。
そんな彼女に年齢のことなど口走ったら、それこその女王陛下のダブルオーエージェント達にナニされてしまうだろう。
「ガール」と気安く呼ぶのを躊躇うのは、その放出しているフェロモン量が過多だから。
とても「ガール」の範疇に収まるような量じゃないぜ!
とコレは、多分に好みが影響しているけれど。
得てして、この種のフェロモン過多のボンドガールは、ボンド自身にダメージを与えることが多い。
しかも、理由はそのフェロモン以外で。
ヴェスパー以来、ボンドに開いたココロの穴を埋める存在になるのか、それともBitch is dead!と切り捨てられるのか…
お気に入りのシリーズにお気に入りの俳優たちが結集となれば、公開までの1年は長いものに変わりそうだ。